上田公認会計士事務所の 檜脇 です。
蒸し暑い日が続いております。
最近友人に勧められて 坂木 司著 「和菓子のアン」を読み
家人とともに和菓子に嵌っております。
主人公の女の子が和菓子店に働き始めて歴史と遊び心に
満ちた和菓子の奥深さに目覚めていくストーリーです。
和菓子は季節の食材を使うだけでなく、「おはぎ」を例にすると、
春は「牡丹餅」、秋は「御萩」、全部餅にしないで半分だけつくと
「半殺し」と呼び、それぞれに意味があり、物語があります。
またその造形美を「見て、名前を聞いて、味わい」そして
「景色を感じる」ことで一層の奥深さが広がってきます。
洋菓子にはないものが和菓子にはあり、日本伝統の素晴らしさ
を感じています。
夏は「青梅」「落とし文」「紫陽花」などなど、菓子職人さんの
遊び心を楽しみながら、この暑さを乗り切るのはいかがでしょうか。