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セミナー報告「介護事故と実地指導セミナー」

2013/10/25

平成25年10月22日(火)の13:30から15:30に、あいおいニッセイ同和損保 梅田新道フェニックスタワー 16階大会議室にて「介護事故と実地指導セミナー」を開催致しました。

ご参加下さった皆様には改めて御礼を申し上げます。ありがとうございます。

講師は、弁護士法人 フォーゲル綜合法律事務所 嵩原 安三郎 先生と、上田公認会計士事務所 介護経営コンサルタント 大藪 直史 です。

第一部は、「介護事故と損害賠償」と題し、嵩原先生にご講演いただきました。

様々な裁判例を用いて、具体的なお話をして下さいました。
お話の中に出てきたような介護事故に実際に遭遇したことがなくても、容易にイメージできたのではないかと思います。

何よりも、利用者の安全確保が最優先であるということです。
利用者本人の希望に沿うだけでは、それは「素人判断」ということになります。
そして「怪我することが予想できたのに対策をとらなかった」と見られれば、回避義務違反となり、介護職員さんにまで過失責任が生じる恐れもあります。

介護技術の向上や設備の更新、ヒヤリハット報告の徹底と共有が大切だと感じます。

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本セミナーは、会場の提供等について「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」様にご協賛をいただいています。
司会より案内致しましたが、同社が運営されている「AD倶楽部 ケア・フレンズの会」というものがございます。
こちらに登録すると、介護事業に関する情報の配信を受けることができたり、様々なセミナー情報等も知ることができます。
ご関心がございましたら、上記リンクよりご参照下さい。

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第二部は、「実地指導と2015年改正情報」と題し、当事務所の大藪が講演致しました。

まず、法案可決や解釈通知が出てくる時期、報酬改正へのスケジュールについて説明させて頂きました。
8月に国民会議が終わり、意見の取りまとめが行なわれたばかりではありますが、これから介護保険部会での最終意見書が出され、国会で審議が行われて2月頃には法案が通っているということが考えられるので、慌ただしく動いていくことでしょう。

また、訪問介護を中心とした実地指導の事例についても、解説をさせて頂きました。
人員が足りていない等の不備が自己点検の時点で発覚した場合に、故意に書類を改ざんしたりすると、悪質な事例であるとして罰則が厳しくなる可能性が高くなります。
もちろん、最大限の努力で基準を満たすようにしていかなければなりません。
しかし、どうしても間に合わない場合には、事前に役所に相談する等、日頃から誠意を持って運営をしていくことが求められます。

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今回のセミナーには、16名の方々にご参加いただきました。

セミナーご参加の皆様で、ご相談になられたい事項がございましたら、特典としてお渡ししているFAX相談シートをご活用下さい。

今回のセミナーが、皆様の経営のお役に立つことを祈っております。
本日はありがとうございました。

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