医療・歯科・介護福祉業界の経営支援に強い大阪の公認会計士・税理士事務所

日本クレアス税理士法人

上田公認会計士事務所の　富永　です。

 

皆さん「選択的介護モデル事業」という言葉をご存じでしょうか？

現在、国が東京都の豊島区でモデルケースとして期間限定で行っている

介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせたサービスのことです。

その選択区分は下記の3つに分かれております。

（豊島区のHP一部抜粋）

 

 

 

 

また保険外サービスの料金は１０分単位から豊島区のHP

掲載されており安心して利用できるサービスのようです。

 

そして最大の特徴は保険外サービスもケアマネジャーに相談を

して決めてサービス内容を選ぶという点です。

利用者にとっては自分にどんなサービスが必要かを相談できる

というのは有り難いことだと思います。

 

このモデル事業の狙いとしては介護保険サービスと保険外サー

ビスを明確に区分し、柔軟に組み合わせて提供することで、利

用者の利便性やサービスの質の向上、さらには介護事業者の

サービス提供効率の向上や介護職員の処遇改善等の効果を

めざすというもののようです。

 

2025年にはいわゆる団塊の世代の方々が75歳以上となり、

高齢化は更に進んでいきます。介護需要が増加していくと想

定される一方、介護人材不足は深刻な状況にあり、持続可能

な介護サービスのあり方が問われているのだと思います。

 

ご参考になれば幸いです。