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数字の見え方

2020/8/17

日本クレアス税理士法人
上田公認会計士事務所の 篠尾 です。

日増しに暑い季節となってまいりましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年の夏はコロナウイルス感染症の影響により様々な活動が自粛されています。
花火大会やお祭り、海開きなど夏らしい行事も自粛され
少し夏らしくない日々のように思えます。

そんな中ですが皆様、コロナウイルス感染症関連で報道されている“数字”について
深く考えたことがあるでしょうか。

コロナウイルス感染症が広がりをみせてからというもの
ニュースでは連日いろいろな数字が公表されています。

感染者数、死亡率、病床使用率、、、たくさんの数字が公表されていますが
正直どれが重要な数字なのかわからないと感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな中で私が最近聞いたラジオの話をさせていただきます。

累計患者数というのはなんの意味があるのでしょうか
ラジオはこの一言から始まりました。

”新型コロナウイルス感染症は正しく恐れましょう。”とよく言われますが
累積患者数を知っても、現状がわからなければ恐れられないと、、、

メディアが報じる数字には死亡率というものがあります。
現状では「 90歳代 33% 100歳以上 75% 」くらいだそうです。

死亡率が33%や75%と聞くと高く聞こえ、コロナウイルスへの恐怖心が増してきます。

ですがラジオでは
“2つのパターンを比較することが大切”ということをおっしゃられていました。

今回だと
コロナウイルス感染症の発生前と発生後の比較です。
簡易生命表よりコロナウイルス感染症発生前の男性の死亡率をみると
「 90歳代 14~33% 100歳代 36~100% 」となっています。

これを聞いたとき何を感じたでしょうか。
コロナウイルス感染症にかかった90歳代の死亡率は33%でした。
コロナウイルス発生前と発生後の差はほとんどないことがわかります。

この差がコロナウイルスによる死亡率かといわれるとわかりませんが
数字というのは比べてみて初めてその姿が見えてくるものだと感じました。

”新型コロナウイルス感染症は正しく恐れましょう。”という言葉。
この話が一度よく考えてみようと思うきっかけとなりました。

コロナウイルス感染症の早期の終息をお祈り申し上げます。

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