ホーム > ブログ > 大阪市内 新設開所する保育所等の減少
日本クレアス税理士法人
上田公認会計士事務所の 小西 です。
大阪市は待機児童問題の解決を重要課題とし、保育所・地域型
保育事業等の新設を積極的に進めています。
2023年(令和5年)4月以降に新設開所される保育所等の公表が
4月13日に行われました。
令和4年度 保育施設等設置・運営事業者募集の選定結果について
昨年の同時期には7保育所の新設が発表されていましたが、今年は
5保育所に留まっています。
新規開設に対する事業者の姿勢が後ろ向きになった最大の理由は
「新規申込者の大幅減少」だと考えられ、大阪市では2022年度一斉
入所での申し込みが昨年よりも615人減少しています。
多くの保育所等で2次調整も行われ、保育所等が不足していると
大慌てしていた数年前とは状況が一変しています。「入れる保育所等」
より「入りたい保育所等」を意識した施設選びが広がるのではないか
と思われます。
私自身、4月一斉入所のタイミングで子どもを0歳から預けておりま
す。住んでいる地域が子育てに力を入れており、保育所の数として
は不足しておりません。しかし、数件の保育所見学や、市役所の方の
お話を通して、保護者それぞれ「入りたい保育所等」の考えがあり、
「入りたい保育所等」が「人気の保育所等」になっていると感じました。