ホーム > ブログ > 別表H(1)13欄について
みなさん、こんにちは。
日本クレアス税理士法人の政森です。
コロナ生活が始まって、3回目の夏がやってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は昨年より改訂になった事業報告書の中の
別表H(1)の13欄にスポットを当てて記載したいと思います。
結局、何がしたい改訂かというと
簡単に言えば・・・
別表H(1)の24欄をマイナスにはしたくないという事です。
そのため、別表H(1)の24欄が以下の合計値以上になるように
FAQでは解説されています。
・公益目的保有財産の期末残高
(一部時価のある金融資産については、認定時の時価)
・公益目的事業についての特定費用準備金期末残高
・公益目的事業についての資産取得資金期末残高
・公益目的事業についての使途を指定された実物資産(5号財産)
・公益目的事業についての使途を指定された実物資産(6号財産)
つまり、そうなるように13欄で調整してくださいね、という事ですね。
この影響によって、別表C(2)も変わったことに
お気づきになりましたでしょうか。
一見、作成の難易度が高く感じる別表Hですが、
何を求めるべきかが分かれば難しくありません。
少しでも、皆様の一助になれば幸いです。