マネージャー 中丸一恵

1.今の仕事を教えて下さい

社内業務としては、監査2部の職員のマネジメントをしています。 
また、社会福祉法人部門の管理も行っております。

個人の担当先としては、病院、診療所、歯科医院、社会福祉法人がほとんどです。

2.入社を決めた理由を教えて下さい

私は、大学卒業後、鉄鋼専門商社に勤務し 結婚退職、出産、その後、公認会計士試験に合格したので、この業界に入ったのは30歳を過ぎてからです。当初は子どもも小さいので家庭の仕事が第一でしたし、加えて夫が転勤族のために、腰を落ち着けて働くといくこともできない環境でした。関西に戻ってきたのを機に、自分のキャリアのことについて考えました。 

そんな時に弊社と出会いました。

医療分野を専門としているという事業内容よりも、所長の人柄と、「安心とお役立ち」という事務所の経営方針に惹かれました。 

というのは、『働くことは、はた(傍)はた(傍)を楽にすること 周りを楽にし、役に立つことられてきたので、「お役立ち」という方針に 何かしら「縁」を感じました。
 

また、私は年齢が言っている割にこの業界での経験は浅かったのですが、『研修が最大の福利厚生』という所長の言葉を聞いて、この事務所なら自分が頑張れば、しっかりとキャリアが積めると思いました。

3.今までの仕事の中で一番印象的だったことを教えて下さい

事務所で社会福祉法人の分野の立ち上げにかかわれたことです。


入社後、数か月たったころに1件の社会福祉法人を担当しました。事務所ではこれまで、なかった事業分野でしたが、ちょうど社会福祉法人の制度が大きく変わるときで、会計事務所業界が福祉業界と関わりを持つチャンスの時期でした。

自分自身は、学校法人の監査の経験はありましたが、社会福祉法人は全くの初めて。


当初は、1人で模索し、MMPGの先生方にも教えていただきながらお客様と関わっておりました。

その後すぐにセミナー講師のチャンスもいただき、そしてセミナーがきっかけで新しい法人様とご契約につながったことはうれしいことでした。
1法人、2法人とだんだんお客様が増え、担当するスタッフが増え、提供する業務を企画し、仕事の仕組みを作り上げていくというような新しい事業分野の立ち上げは、非常に負荷のかかる仕事ですが、その分やりがいのある仕事です。

そしてこの分野に関わったことで、書籍の執筆や、自治体の専門委員なども委嘱され、自分の仕事の幅が広がっていきました。

4.今後の目標は何ですか?

 これまで、お客様ととても近い関係で仕事ができ、お客様のお役にたち、喜んでいただき、それが自分の喜びで仕事を続けてきました。もちろんお客様からお叱りを受けたことも多々あります。それも自分を見直す機会を与えていただいたのであって、お客様にも育てていただきました。

これからもお客様が安心して日本クレアス税理士法人大阪本部にお仕事を依頼していただき、お客様のお役に立てるためには、個々の職員のヒューマンスキルと専門家としてのテクニカルスキルの向上が不可欠です。
経験の浅いスタッフの育成、中堅スタッフのキャリアアップ、そしてリーダーの養成。それぞれのステージに立つスタッフの成長のために、自分は何ができるかを考え、成長のための仕組みを作っていくことが、これからの私の役割だと考えています。この役割を果たすことが、私の目標でしょうか。
個々のスタッフの成長なくしては事務所の成長はありませんから。そして、この役割を果たすことで、私もまだ少し成長できるかもしれません。

5.最後に応募者にメッセージをお願いします

 弊社は医療、介護、福祉、公益という分野に注力してこれまで事業を展開していますので、数十年の間に蓄積された知識、ノウハウ、ネットワークが強みです。
 医療、福祉等のお客様の支援のためには、国が示す社会保障の方向性など時期に応じた専門的な情報のキャッチアップや、提供も必要になってきます。
もちろん個々の努力と取組が必要ですが、組織としてお客様を支援するためのスキルを身に着ける体制を整えています。社内、社外の研修も充実していますし、マニュアル、ツール等も整備しているので、この分野に経験がなくても、不安なくお客様に関与することができます。

一方、医療や非営利の分野が中心ですが、決して、医療や非営利の会計税務だけしか経験できないのではありません。個々のクライアントの支援の中で、ライフプランの設計、事業承継、相続、人事労務、業務改善 増収対策 開業支援などの様々な業務を経験することができます。私自身も、 病院の経営改善支援、相続、経理事務の改善、内部統制の構築などの業務を経験してきました。

そのなかで、事務所では「自分の仕事の柱」を立てることを推奨し、それに向けて支援しています。
「自分は 医療、介護、福祉、公益、など特定の業態で強みを持つ 」あるいは、「相続、人事労務コンサル、新規開業支援、事業承継 増収コンサルなど専門業務で強みを持つ」 といったような 「事務所で一番になるものを作る」ことを目標にそれぞれ取り組んでいます。

しかし、精一杯仕事に打ち込み、キャリアアップに全力を投じることができる環境とそれが困難な環境と、働ける環境はそれぞれ違います。
今、事務所では、個々に応じた働き方もできるように体制を作っていこうとしています。私は、子供が小学生になってから、本格的に働きだしましたが、現在の事務所では、入社してから、結婚、出産 そして育休を取得後復帰し、時短で働く職員もいます。自分の今の環境の中で、キャリアを積む努力をしている姿に、先輩として、応援の旗を振っています。
また在宅勤務の体制も作っている過程です。

自身の置かれた環境のなかで、専門性を高め、チャレンジしていこうと取り組む方、そしてお客様や周りの人に対してのお役立ちを思っている方と、一緒に働きたいです。
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