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医院・歯科医院開業と医院経営のヒント(まぐまぐメールマガジン) 上田公認会計士事務所

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント> 2008年1月11日 第57号

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<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>
毎月第2金曜日にお届けいたします。
2008年1月11日 第57号
上田公認会計士事務所発行
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著者へのご意見:uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
ホームページ:http://www.uedacpa.com/index.html
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■「頑張る医院・歯科医院を応援します」―発刊の言葉―
こんにちは、上田久之です。

今回で第57号となります。

私どもは300近くの医療福祉機関様の会計顧問・アドバイザーとして
医療福祉機関経営のお手伝いをしてまいりました。また、200以上の
医院・歯科医院の開業のご支援をさせていただきました。

その中でいろいろな問題に直面し、お医者様と一緒に問題を解決
していく中で、様々なノウハウを蓄積してまいりました。

さて、今年からは高齢者医療制度、特定健診・特定保健指導も
始まります。

毎年医療制度が変わってきています。

この変革の時代に当たって、私どもが今までに蓄積して
きたノウハウを1人でも多くの医療関係者の方のために
少しでもお役に立てれば幸いです。

私たちは「頑張る医院・歯科医院」を応援します。

上田公認会計士事務所 上田 久之
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<今回の目次>
【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
【次回の無料相談会】
【特典の紹介】
【スタッフ紹介】
【新規開業セミナーDVDのご案内】
【姉妹編メルマガの紹介】
【次回の予告】
【編集後記】
【感想をお寄せください】
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■ 新年にあたってサービスの見直しを

医療はサービス業と言われるようになって久しくなりました。

福岡県北九州市にバグジーという美容室があります。
社員が辞めない、お客の再来店率・紹介率の高い店として
美容業界+他業界からも注目を集める美容室です。

そこには、「天使の仕事」といわれる伝説があります。

(以下 久保社長の講演の引用です)
それはよくビデオとかにも出てきます。
産休でもう退職したんですけども、5年ぐらい前、
Tちゃんという女の子です。

ダウン症という大変重い病気を持たれている31歳だけども
5歳ぐらいの力しかないお客さんが来た。

その人が来たんだけれども、そのぐらいの力しかないので
毎日のように来る。

遊んであげてたんだけど、忙しいからちょっと一人にしてしまった。
そうしたら来なくなった。

来なくなったからTちゃんにひらがなとカタカナだけで手紙を出した。
「○○ちゃんおいで、どうしたの?」と送った。

そうしたらお母さん曰く、
その子は16歳の時から15年間毎日、自分に手紙が欲しくて
郵便ポストに見に行っていたそうです。でも5歳の力しかないから、
自分の名前自体が読めないんです。

でもひらがなとカタカナだけはちょっと読めて、
ちなみに愛ちゃんというのですが、「愛」という字が難しいでしょう。

その子が自分に届いた手紙を見て、「愛に来た〜」と泣いて、
そのお母さんがそれを見て泣いて、
そしてそのお父様がそれを見て僕に言いました。

僕に会ったらそのお父さんは僕にこう言った。
「こんなことをしてもらえるんだったら、
みんなの前にもっと早く出して上げればよかった。
自分の子供が不憫で人前に出さないようにしていた。
こんなに喜んでいるのを久しぶりに見ました。」

これからはクリニックも他業界のサービスに
学ぶことも必要ではないでしょうか。

医療に強い税理士事務所や会計事務所をご利用の
クリニックは、大丈夫だとと思います。

顧問契約をしている会計事務所等から情報を
得られないドクターは弊事務所にお問い合わせをいただければ
幸いです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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■【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
<前回の目次>
7.「立ち上がり時の増収増患者対策」(1)いかに開業を告知するか
<今回の目次>
7.「立ち上がり時の増収増患者対策」(1)いかに開業を告知するか
7‐1 いかに開業を告知するか
7‐1‐1 開業予定地近くの店舗を積極的に活用
7‐1‐2 名刺
7‐1‐3 看板
7‐1‐4 スタッフ募集広告
7‐1‐5 地域の有力者
7‐1‐6 挨拶状
7‐1‐7 パンフレット
7‐1‐8 開業イベント
7‐1‐9 マスコミ・ミニコミの利用
7‐1‐10 戸別訪問
7‐1‐11 在宅を増やすには
7‐1‐12 地域で健康相談会、講演活動
7‐1‐13 電話帳と電話番号
7‐1‐14 開院式

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前回は「立ち上がり時の増収増患者対策」(1)で、
この9月にビジネス街の新築ビルの一階で開業したクリニックを例に
開業告知の方法について読者の皆さんに考えていただくように
お願いしました。

周辺の通行人に聞いてみると9月にオープンしたクリニックの存在を
知っている人はほとんどいませんでした。

これは開業告知に失敗した例といえます。
そして、その対策を考えていただくことを読者の皆さんの宿題にしました。

いかがでしょうか。お考えいただいたでしょうか。
忙しくて、考えていなかったという方もいらっしゃるかもしれません。
また、ちゃんと紙に答えを書いたよとおっしゃる先生もいらっしゃる
かもしれません。

今回はいよいよ「立ち上がり時の増収増患対策」(1)です。
まずは「いかに開業告知をするか」から始めましょう。

開業告知には13の方法があります。
1. 開業予定地近くの店舗を積極的に活用する
2. 名刺を配る
3. 看板を出す
4. スタッフ募集広告を配布する
5. 地域の有力者に挨拶をする
6. 挨拶状を送る
7. パンフレットを配る
8. 開業イベントを行う
9. マスコミ・ミニコミを利用する
10. 戸別訪問をする
11. 地域で健康相談会、講演活動をする
12. 電話帳で広告する
13. 開院式を行う

まどろっこしいようですが、ここで「開業告知」とは何かをもう一度
考えてみましょう。

こういうと「いまさら何を言ってるんだ。開業告知だから名前と場所を
知らせればいいんだ」という先生方の声が聞こえてきそうです。

それでも、ここでは読者の皆様に「一般市民」になっていただきましょう。
いわゆるロールプレイングというものです。

一般企業では、営業マンなんかがよくやります。
一人がお客になって、もう一人が営業マンになって売り込みをかける
練習をするわけです。

そのとき大切なのはお客になったほうはお客の思考回路を持つ
ということです。

では、先生方も一般市民、いまは新しくクリニックが開業した
ビジネス街のサラリーマンの気持ちになっていただきましょう。

準備はいいですか。
では行きます。

あなたは朝8時にオフィスに出勤してきました。
いつものように朝日新聞を開くとチラシが落ちてきました。
目をやるとクリニックの開業のチラシでした。
「9月○日 ○○クリニックが開院します!」と大きな文字が躍っています。

そこであなたはどんな反応をするのでしょうか。

次の中から選んでください。
1.「いやあ、ちょうどクリニックを探していたんだ。
   昼休みに腹の調子を診てもらおう」
2.「なんだまた新しいクリニックができたのか。
   体の調子が悪いときに一度行ってみるか」
3.「今は関係ないな。今通っているクリニックでいいや」
4.「面白そうなクリニックだな。一度行ってみるか」

4を選んだ方はいらっしゃいますか。
普通のクリニックのチラシではありえない反応ですね。
クリニックのチラシは医療法で広告できる内容が規制されていますから、
「面白そうな」ことは書けません。

したがって、法律違反をするか名前が面白いという場合しか
面白いチラシは作れません。

1を選んだ先生は非常に楽観的な先生ですね。
2を選んだ先生は次に体の調子が悪いときには忘れられている可能性が
  あります。
3を選んだ先生は偉い!! (と思います)

現実を直視してこそ対策が生まれるのです。

結論を言えば、今通っているクリニックから先生のクリニックに
変えてもらうためには、普通のチラシではダメなんですね。

では、どうすればいいのでしょうか。

先生のクリニックが他の先生と違って優れている点をアピールする
必要があるのです。

ここで勘違いをしないでいただきたいのですが、
「優れている点」というのはいわゆる優秀だという意味ではなく
「他とは違う特長」と考えてください。

患者からみて一番気になるクリニックの特長は「院長先生の人柄」です。
あるいは「クリニックの雰囲気」です。

どちらも人間が作り出すものですから、言葉では伝えにくいし
チラシや広告では到底伝えきれないものです。

では、チラシで伝えきれないものをどうやって伝えればいいのでしょうか。

そうです。

ホームページを使いましょう。

いまや「ホームページのないクリニックは存在しないのと同じだ」
といわれるくらいホームページはポピュラーになってきました。

平成17年の11月に大阪で開業したクリニックをサンプル調査したところ、
半数以上がホームページを作成済みか作成中でした。

私どものクライアントで4月に開業された先生でホームページと
2回のチラシで毎月30人から40人の新患を獲得しているクリニックもあります。

また、長年開業してきたけれどもホームページを出したら前年比60%も
毎月の新患が増えたというクリニックもあります。

大阪の中央区には医科と歯科をあわせて800以上の診療所があります。
そのうち、ホームページを開設している診療所が101で全体の11%です。

あらゆる電化製品は普及率が10%を超えると急速に全世帯に普及します。
ホームページも普及率が10%を超えこれから急速に普及することが
予想されます。

今は早い者勝ちです。

しかし、まだ作ってはいけません。

ホームページを作る前にやることがあります。
これをやるかやらないかで結果が大きく違います。

開業告知の方法には先にも書きましたように13の方法がありますが、
その中心になるのがホームページなのです。

今までの議論で、クリニックの特長をアピールするにはホームページが
不可欠だという結論に達しました。
では、次回はホームページを核としたクリニックの開業告知の方法を
一緒に検討していきましょう。

<続く>
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■1月と2月の無料相談会

1月 12日 (土)
1月 19日 (土)
1月 26日 (土)
2月 2日 (土)
2月 9日 (土)
2月 16日 (土)
2月 23日 (土)

※午前10時から午後4時まで
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
上田公認会計士事務所にて

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■【特典の紹介】
特典1 下記のガイドブックを無料で進呈!
「Q&A診療所の新規開業ガイドブック」
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2005年2月に大好評で行われました『新規開業セミナー〜成功する
新規開業の条件〜』のDVDを販売することになりました。これから
医院・診療所の開業をお考えのドクターにお薦めいたします。
数量限定の特別版となっておりますので、是非、この機会に
お買い求め下さい。

【特徴】
1、開業に必要なポイントを幅広く網羅。
2、豊富な開業支援の経験を持つ講師陣が分かりやすく解説。
3、テロップ表示で分かりやすくなっております。

【内容】(講師)
1.開演挨拶(上田 久之)
2.新規開業のタイムスケジュール(相松 透)
3.開業好適地選びのポイント(相松 透)
4.診療所設計と建築のポイント(尾崎 敏明)
5.開業計画作成のポイント(田中 猛)
6.資金調達のポイント・銀行のご紹介(梅田 秀樹)
7.スタッフ採用のポイント(坂本 武)
8.開業に関する税務(上田 久之)
9.診療所と介護保険事業(相松 透)
10.閉会の挨拶(上田 久之)
※1〜5…1枚目収録、6〜10…2枚目収録

【仕様】
・DVD2枚組み(180分)
・セミナーレジメ同梱

【価格】
  21,000円(送料、消費税込み)

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■姉妹編メルマガの紹介
「歯科医院経営のヒント」(創刊日:2005年6月10日)
歯科医院の経営に役立つノウハウを上田公認会計士税理士事務所が
毎月第2金曜日にお届けいたします。
購読のお申し込みはこちらから
→ http://www.mag2.com/m/0000156565.htm
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【次回の予告】
1、【医院・歯科医院開業と医院経営のヒント】
2、【次回の無料相談会】
3、【スタッフ紹介】
4、【セミナー情報】
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【編集後記】
<医院・歯科医院開業と医院経営のヒント>もおかげさまで第57号を
迎えることができました。

これも読者の方々のおかげと感謝いたしております。

この4月から診療報酬が3.16%引き下げられましたが、収入を維持
するためには増患と増収が必要です。

開業や増患増収でお悩みの院長は上田公認会計士事務所に
ご相談ください。

300件以上のクリニックを成功に導いてきたノウハウがあります。
土曜日に無料相談会を実施しております。

まずはお電話ください。
06−6222−0030 まで。

患者様と社会生活の向上に貢献できる医業経営を
皆様とともに追求していきたいと思いますので
今後ともよろしくお願いいたします。

※来月から本メルマガを毎月1回(第2金曜日)の発行に変更いたします。
引き続きご愛読を宜しくお願い致します。
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【感想をお寄せください】
このメルマガの内容に関して皆様方のご感想やご意見をお待ちして
います。皆様方と共に成長していくために疑問や質問等どんなご意見
でもいただければとてもうれしく存じます。
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このメールマガジンは「まぐまぐ」の配信システムで発行しています。
購読解除はこちらから→ http://www.mag2.com/m/0000147969.htm
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<発信者>
上田公認会計士事務所 上田 久之
大阪市中央区道修町1−7−10 扶桑道修町ビル3F
TEL  06−6222−0030
FAX  06−6222−0038
ホームページ http://www.uedacpa.com/index.html
MAIL  uedacpa@mb.infoweb.ne.jp
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