非営利法人に関与したいのなら
最高の環境がここにはあります。
この事務所に入社した理由
私はもともと宗教法人に在籍していた関係で、非営利法人の会計税務に興味をもち、非営利法人の会計支援をしたいと思い約10年前にこの業界に転職しました。しかしながら日本国内の約270万の法人のうち、公益法人・一般法人が約2万法人、社会福祉法人が約2万法人、NPO法人が約5万法人等非営利法人は少ないのが現状です。又、非営利法人にはそれぞれ独自の会計基準が設けられていたり、法人税の課税が収益事業のみに限られたり、消費税の計算でも営利法人とは異なる計算がなされたりします。補助金が多く交付されている社会福祉法人においては行政による監査の対応も必要となります。営利法人を顧客の中心とする会計事務所の場合には、非営利法人に対する指導経験が少なくなると日々感じておりました。そこで、非営利法人に力を入れているこの事務所に移ることにしました。
この事務所にきて感じること
この事務所に移ってきて、非営利法人の指導には良い環境が整っていると感じております。
①MMPG医療・介護・福祉マスターの取得
この事務所に入所すると、MMPGの医療・福祉・介護マスターの資格を取得することになります。動画配信による勉強となりますが、勤務時間中に受講することができ、受講費用も事務所負担です。講師も医療・福祉に精通している会計事務所の方ですので、医療・福祉の指導に有益な情報を得ることができました。
②所長研修の実施
この事務所に入所すると所長研修を受けることになります。所長は医療に精通しており、医療の顧客に対する独自の注意点や過去に自身で作成されてきたツール等の講義が約20回行われます。私は医療については苦手意識があり、医療の顧客の相手ができるが大変不安でしたが、教えてもらえる機会をいただき大変感謝しております。
③相談できる相手が多く、業界の情報も入手しやすい
前に勤務していた会計事務所では社会福祉法人に関与している方が少なかったため、わからないことがあっても相談が難しい状況にありました。又、社会福祉法人に力をいれていないため、社会福祉法人の財務指標全国平均や社会福祉法人の制度改正の情報等が入手しにくい状況でした。今の事務所は、社会福祉法人に関与している人が多数おり、総合福祉研究会やMMPG等の団体に加入していますので社会福祉法人の業界独自の情報も入手しやすい環境にあります。さらに、私自身MMPGという団体の福祉経営研究室に研修生として派遣していただいておりますので、社会福祉法人に力を入れている他の会計事務所の方々とも交流することができ、大変刺激を受けております。
④講演依頼がある
非営利法人に専門特化している事務所ということで、外部団体から講演依頼が多いという印象をうけております。私は入所して約1年ですが、関西学院大学の医療事業承継の講義の担当をさせていただいたり、今後は日本経営協会での社会福祉法人の運営に関する講義も担当する予定です。コロナ禍の影響で中止になりましたが、社会福祉法人簿記の講師の依頼もございました。このような依頼が多くあるのも特化型事務所ならではと考えており、他の事務所では経験できないことだと感じております。