ホーム > ブログ > スタッフブログ > 子育て本を読んで感じた事。
上田公認会計士事務所の 古松 です。
私事ですが、今年の4月で次男も小学生となり、子供3人が
小学生揃い踏みとなりました。当然の事ながら、子供の性格も
三者三様で、それぞれの個性を活かしながら育てていくにはど
うしたらよいのか、試行錯誤の日々が続いています。
そんな中で、先日ふらっと立ち寄った本屋で「自分で考える力が
育つ 親子の対話術」という本を見つけました。本の帯に書かれ
ている「子どもの質問に、すぐに答えてしまっていませんか?」
に惹かれてつい手に取ってしまいました。
著者は、「考える力は生きる力」であると言います。
じっくり考えるようになると、自分の意見が大事に思えてくる、
そして大事な意見を持っているのは自分だけではないことが
わかり、相手の意見を尊重するのは当たり前、と思う気持ちが
育つ。
そして、よく考えることで自分ときちん向き合うことから、自己肯
定感を持つことが出来、想像力、感情と向き合う力、知識活用
力を養うことが出来る。故に、「生きる力」になるそうです。
その考える力は、「理解する」→「とりあえずの意見を作る」→
「思いをめぐらして意見を確固たるものにする」の3ステップか
ら生まれる。
その際に、親は、必ずまず「受け止め→問いかけ」、次に「言
語化」させ、「子供の意見の先取りをしない」よう耳を傾ける事
が必要だそうです。
言葉にすると簡単ですが、子供の意見を受け止めて引き出す事
は思いのほか、大変です。時間もパワーも使う為、つい子供の話
を遮って自分の意見や結論を話してしまいがちです。
折しも、もうすぐゴールデンウィークがやってきます。
子供と向き合い、話をしっかり聞いて一緒に考え、子供の素敵な
意見を聞く幸せを楽しみたい、と思います。
皆様もよい連休をお過ごしください。