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歯科担当者のブログ~お薬手帳を活用する~

2016/5/27

上田公認会計士事務所の洞口です。

いきなりですが、歯科医院様においても、患者さんからお薬手帳を提示してもらうようにしてはいかがでしょうか。

もうすでに取り入れている歯科医院様も多いかと思いますが、
まだこれからという歯科医院様には、是非おすすめしたい内容です。

理由は、次のようなメリットがあるからです。

患者さんのメリット
いつも通っている歯科医院が、病歴や服薬歴を見て、それに合う治療をしてくれるというなら、安心感が増します。
歯科医院のメリット
1.問診での漏れを発見できます。患者さんが、全ての病歴や服薬歴を正しく申告できるかどうか分かりませんので、その補完をするのは大切です。
2.かかりつけ歯科医機能強化型診療所(か強診)を届け出たことにより窓口負担が上がる場合に、患者さんに対する一定の理由付けにもつながります。
3.お薬手帳を見ることで、例えば歯科治療総合医療管理料(医管Ⅱ)の対象疾患を発見することができるなど、診療報酬算定の漏れをなくすことができるかもしれません。

薬局の報酬改定で、お薬手帳を持っていないと30~40円の損をするような内容が入ったこともあり、お薬手帳はより普及するのではないかと思います。
《はじめて薬局を利用する場合は、基本的に薬剤服用歴管理指導料として50点(3割負担で150円)の料金が発生します。そして、その6か月以内にお薬手帳を持って、同じ薬局を利用すると薬剤服用歴管理指導料が38点(3割負担で110~120円)に値引きされます。》

歯科医院でお薬手帳を見ても、そのことに対して点数があるわけではないですが、
上記のように、患者さんにも歯科医院様にもメリットがあるように思います。

よろしければ、ご参考になさってください。

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