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“明日からすぐできる!ワンランクアップのコニュニケーション   ~患者さんが変わる・医院が変わる・自分が変わるを体感!~

2013/10/13

< セミナー概要>

平成25年10月13日OMMビルにおいて、『明日からすぐできる!ワンランクアップのコミュニケーション~患者さんが変わる・医院が変わる・自分が変わるを体感!~』全3回シリーズの第2回目を開催いたしました。講師は、前回に引き続きまして日本デンタルスタッフ学院学院長 田中法子先生です。歯科衛生士であり、歯科臨床・心理カウンセラーでもある田中先生は28年間歯科衛生士業務に従事され、フィンランドトゥルク大学IIPD研修卒業後、1999年日本デンタルスタッフ協会(現学院)を設立されました。歯科業界の「人財」を育成し続ける講座を全国で開催され、また歯科医院様にご訪問し、直接指導されています。

第2回目のご講演の内容は「医院が変わる院内コミュニケーション」です。

コミュニケーション能力の向上に役立つ内容を伝授していただき、まさに「明日からすぐできる!」内容で、大盛況のうちに終了いたしました。

① 「報連相」の必要性

報連相を実行することによって、院内での連携をとることができます。
報告とは「告げて知らせること」、連絡とは「関係する人に情報を伝えること」また、 相談とは「物事を決めるために話合うこと」ということを具体的な事例を交えて学びました。

② 医院の理念を共有

自院の理念をご存じでしょうか?院長先生が医院を開院された時、どんな想いでどのような理念を掲げているかを把握し、その想いを共有するということを学びました。

③ 院内機能評価

院内機能評価とは、チェックリストを作成し、項目を挙げて、点数をつけていく方法です。例えば、ライト、ユニットの下などのホコリ、髪の毛がないかなど。
患者様目線に立ち、客観的に評価をすることによって問題点が見つかるということを学びました。

④ 診療内容の説明

保険診療と自由診療の違いを明確にして説明することの大切さを学びました。
保険診療とは、規制の枠内での病気に対する処置・治療のことを言います。これに対して自由診療とは、社会保険制度による規制に縛られない最良・最善の包括的医療、わかりやすく言うと、患者さんのすべてを考慮して今ある技術を最大限使ったオーダーメイドの治療をいいます。

⑤ 価値ある治療の説明方法

I.S.N.A.Rの法則 ”愛す成り”という説明テクニックを学びました。

・・ Important (重要なこと)
・・ Story (物語風にお話する)
N ・・ Number (数字を入れる)
・・ Another (ほかの人の声、言葉を借りる)
・・ Reason (理由)

この説明方法を踏まえた上で、受講者が患者様役と説明役である院内スタッフに分かれ二人一組で実技演習をしました。

まず、患者様役は年齢、性別、ライフスタイルを設定します。次に説明を受けた時の対応を「受入」、「悩む」または、「拒否」のいずれかを選択し、説明役はその反応を見て「I.S.N.A.Rの法則」を取り入れて説明をするという実技演習でした。

I.S.N.A.Rの法則という説明テクニックを取り入れることによって、患者様とのコミュ ニケーションにプラスの効果が生じることを身をもって学ぶことができました。講演当日は、三連休中にも関わらず、院長先生、スタッフさま総勢39名の方にご参加いただきました。また、実技にも積極的にご参加いただき、大変盛況な講義となりました。
心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
次回、最終回の講義もよろしくお願い申し上げます。 

以上

 

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