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その気の法則(12/25)

2012/12/25

大阪市中央区の上田公認会計士事務所の上田です

早いもので今年も残すところあと僅かとなりました。

今年、最後のブログは少し肩の力を抜いた話題です。
今回ご紹介するのは『その気の法則』。著者は西田文郎氏。
西田氏は日本におけるイメージトレーニングのパイオニアとして知られている方で、30年以上にわたってビジネス、スポーツ、受験などあらゆる分野でツキと運に恵まれた成功者を輩出しています。スポーツ界でも多くの有名選手がメンタルトレーニング指導を受けており、北京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本代表の女子チームの指導も行ったことでも有名です。

人生その気になればなんでもできる。
この言葉は様々な場面で使われることがあります。
「その気」というのは、わかりやすく言うと心の持ちようのこと。
成功している人の多くは「その気」を自らコントロールし、自分自身に対してはもちろんのこと、他人に対しても、それをうまく実行しているのだそうです。

今回はこの著書より、私が印象に残ったものをご紹介させていただきます。

①「その気」を生み出すのは「ワクワク感」
「その気」をコントロールするのにいちばん必要なものはワクワク感です。人は楽しんだり喜んだりすると、脳が「快」の状態になり、なんでも肯定的に受け入れます。それが、プラス思考につながるのだそうです。
確かに、ワクワク感が生まれれば、こうすればもっと上手くいくんじゃないかと、アイデアがどんどん浮かんできます。
それとは逆に、脳が「不快」の状態に入ると否定的なことが頭に浮かびます。つまり、マイナス思考になるのです。マイナス思考のときには何をしてもうまくいかないものです。
皆様もそんなご経験はあるのではないのでしょうか。
著者は「感情は思考よりも強い」と言います。
確かに私も感情的になって物事の判断を誤った経験があります。
思考は感情のコントロールで簡単に変えることができるのです。

②その気にさせれば、不可能が可能に
人が「その気」になるのは、脳が喜びを期待するからだと言います。たとえば、あなたが「大事な仕事を君に任せるよ」と言われたらどうでしょう。
あなたの脳は、喜びを覚え、褒められた自分をイメージし、全力で実現しようと努力を惜しまなくなります。誰だって信頼されて仕事を任されると、嬉しいものです。
そして、脳は喜びを味わうともっともっとその喜びを望むようになるのです。これについては、たとえ錯覚でもいいと著者は言っています。脳を錯覚させることにより、脳をプラスの状態に持っていく、そこに大きな意味があるのです。

③ツキも運も引き寄せる最強思考
すぐ「自分はついてない」「どうせ自分には無理だ」と言う人がいますが、そういうマイナスなことを言えば言うほどツキは逃げてしまいます。まさに、自分でマイナス脳を作っているようなものなのだと著者はいいます。
例えば、ピンチのときには、「困ったなぁ。でも、これを乗り越えれば必ず成功する」と、「でも」を加えることにより、マイナスの言葉をプラスの言葉に変えて、最後はプラスの感情で終われるようにします。
つまり、ピンチをチャンスに変えられるような思考回路を作る訓練が必要なのです。
感情とイメージがプラスの状態になると、自然と思考もプラスになり、本物のプラス思考が生まれます。これを著者は最強思考と呼んでいます。
北京オリンピックに出場した日本代表の女子ソフトボール選手たちは、著者からこの最強思考の指導を受け、それまで3大会連続金メダルだった強豪アメリカを制し、見事世界一に輝きました。
「その気」なんてと軽く考えてしまいがちですが、このように「その気」はビジネスだけでなく様々な場面で力を発揮します。
ドクターの皆様も是非ご参考いただければと思います。
従業員を「その気」にさせること。これができれば経営者としても一人前なのかもしれません。

いよいよ寒波も到来しました。
今年も本ブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
来年も変わらぬご好誼のほどよろしくお願いします。
皆さま、良いお年をお迎えください。

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