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上田公認会計士事務所の 上野 です。
今月2日に大阪城ホールで開催された『サントリー 一万人の第九』
コンサートに合唱団として参加してきました。
「ベートーヴェンの第九を一万人で歌う」という壮大なコンサートは、
1983年に大阪城ホールのこけら落としの年に始まり、今年で30回目
の節目を迎えました。
構想当初、1万人の合唱なんて成立するわけがない!という意見も
多いなか、佐治敬三さん(故サントリー会長)の「やってみなはれ」
という言葉に後押しされ、関係者の数々のご尽力により、実現した
そうです。
私は、第14回から参加しており今年で通算10回目となりました。
歌が上手いと言われたこともない私が、参加したきっかけは、
中学生の頃コンサートの模様がテレビ放送されているのをたまたま
見て、「一万人の声って生で聞いたらどんなふうに聞こえるのだろう?
いつか聞いてみたい」と思ったことでした。
その後20代になって、合唱団募集の新聞広告をみて応募し参加する
ことができました。
初めて念願の一万人の声を聞いた瞬間は、空気が震える感じで
人の声が音として伝わってきてぶわーっと風に包まれたような
気持ちになりました。
「人の声ってすごく美しい!」と思いました。
何回参加しても、一万人が佐渡裕さんの指揮を見つめて、ひたすら
ハーモニーを作り上げようと集中する心地好い緊張感と、
そのハーモニーの中に自分がいるという感動に胸が熱くなり
自然に目が潤んできます。
佐渡裕さんは、いつも「一人一人が、ご自身のフロイデ(歓喜)
を歌ってください」とおっしゃいます。
これからもその年その年のフロイデを大切に歌っていきたいと
思います。