医療・歯科・介護福祉業界の経営支援に強い大阪の公認会計士・税理士事務所

上田公認会計士事務所の浦井です。

先週末、久しぶりに東京へ行ってきました。

あいにくの暴風雨でしたので、今年の3月にリニューアルした伊勢丹新宿店を友人と一緒に地下階から順に見て回ることにしました。 大阪も東京も百貨店戦争が激化していますから、リニューアルしたての百貨店は目新しいブランドや斬新な企画などが盛りだくさんです。 ワクワクしながら見て回る中、大好きな靴売場でとある異色なショップに目がとまりました。

なぜ靴売場にオープンカウンターのカフェが?!と近寄ってみると、それは靴のリペアショップでした。店員は皆さん白の長いコック帽にコックコート、カラーのネックチーフという出で立ちで、どこからどう見てもコックさんなのです。へぇ?と驚いていると、店員さんが近くによってきて説明してくださいました。

『アルカシューキッチン』というショップで、一般的な修理だけでなく、一人ひとりの足に合うように靴をはき心地良く歩きやすく調整ならぬ調理してくれるそうなんです。

滞在時間の都合で残念ながら調理してもらうことはできませんでしたが、後日、ネットで検索してみると、なんと大阪にあるではないですか！しかも1号店が高島屋大阪店に、2号店が阪急梅田店に。灯台下暗しとはこの事か…と思いつつ、これではもう靴好きとは言えないと反省した次第です。

さらに検索を進めていくと、ドイツのオートペディシューテクニックという整形外科の知識や技術を習得したスタッフが靴を調整してくれるとのことで、とても本格的。既成概念にとらわれず靴調整を靴調理と言ってしまう、その柔軟な発想や見せ方だけでも競合他社との差別化が図られていますが、外見だけではなく中身も本気なところにスゴイ！と驚かされました。業界は異なりますが、本当に勉強になります。

足が痛くてもう履けないと泣きながらお蔵入りさせてしまったお気に入りの靴達。はき心地の良い靴に蘇ることを期待して、早速今週末にショップに行ってきます！