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【医科・歯科向け 新規開業ブログ】第四回 事業計画書について

2017/9/17

≪医科・歯科向け 新規開業ブログ 第四回 事業計画書について≫

日本クレアス税理士法人大阪本部の稲本です。

開業をお考えの医科・歯科の先生方を対象として、「医科・歯科 新規開業支援」をテーマにブログを 更新していきたいと思います。

第四回目は『事業計画書の前篇』についてです。

第一回目でお話ししましたが、新規開業に係るお金は莫大です。おおよそ5,000万円から1億円ほどかかり ます。
開業する費用のうち、先生方の自己資金でまかなえない分を金融機関から借入して調達することになります。金融機関からの借入の際に『事業計画書』は必要な書類です。

『事業計画書』作成の流れ~
1. 借入額を確定します。
まずは、開業にどれだけのお金がかかるのか算出します。
テナントの保証金
内装工事代
医療機器代
看板代
薬品や診療材料代
医師会・歯科医師会入会金
戸建なら土地購入代と建物の建築費
運転資金
開業に係る費用で忘れてはいけないのが、運転資金です。
開業してから保険診療報酬が入金される3ヶ月後までの運転資金が必要です。
余裕を持って3ヶ月から6ヶ月分で設定します。

開業に係る費用の合計から自己資金を差引いた金額が金融機関からの借入額となります。
ただ、ここで1つ考えなければならないのが、医療機器などを全て購入するのか、それとも 一部をリース契約するのかです。
目安としては陳腐化の激しいものや、電子カルテなどはリース契約することをお勧めします。

 

以上が、【事業計画書の前篇】です。

 

次回は【事業計画書の後編】についてお話させていただきます。

ありがとうございました。

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