日本クレアス税理士法人大阪本部の村上です。
年の瀬も押し詰まってまいりました。
皆様のこの一年はどのような一年だったでしょうか?
先日2017年の今年の漢字が発表されました。
毎年その一年の世相が漢字一文字で表現されますが、
今年の漢字は「北」
いつもは、なるほどという印象を持つことが多いのですが、
今回の漢字に少なからずの脅威を感じたのは私だけでしょうか・・
私の2017年を漢字一文字で表すと・・「旅」
振り返ると、今年はいろんな旅・旅立ちに遭遇した一年となりました。
私自身としてはこの一年で海外旅行に3回行ってきました。
春には、タイ・バンコク 夏の終わりには、ドイツ・オーストリア
そして秋にはイタリア・ローマへ
バンコクではアユタヤの世界遺産で長い歴史と遠い年月が作り出した
自然の姿に感動してきました。
ドイツ・オーストリアへの旅行は合唱団の一員としての演奏旅行でした。
ドイツ・オーストリア人たちとともに、モーツアルトの生誕の地である
オーストリアのザルツブルグの教会で・・
モーツアルトが作曲した「レクイエム」を演奏するという機会に恵まれました。
映画サウンドオブミュージックの舞台となったザルツブルグは映画公開後
50周年を経た現在もその舞台を巡るツアーで賑わっていました。
イタリア・ローマへの旅行はまた別の合唱団での演奏旅行でした。
ローマ・ヴァチカン市国のカトリックの総本山である
サン・ピエトロ大聖堂とサン・パウロ大聖堂での演奏会は今回で3回目
こちらでもモーツアルトの「レクイエム」を演奏し、新たな感動を
味わってきました。
また、今年は私の周りでは、いろんな旅立ちがありました。
一つは悲しい旅立ち・・
もっとも大切な家族と、大事な恩師の永遠の旅立ち・・
突然の二人の旅立ちにとても動揺し、涙する日々が続きました。
「レクイエム」は死者の魂の鎮魂歌ともいわれています。
日本での演奏会も含め、今年は4か国でこの曲を演奏する結果
となりましたが、奇しくも、二人の悲しい旅立ちと「レクイエム」
を演奏するための旅行が同じ時期に重なり、
大切な二人への思いを込めて演奏できたことは、
単なる偶然で片づけられない不思議な縁を感じました。
そしてもう一つの旅立ちは・・
ともに仕事をしてきた仲間たちの旅立ち
キャリアアップを目指し、また新天地を求めて
新たな人生を選択した仲間たちがいました。
それぞれの決断に敬意を表し、新たな旅立ちと新天地での活躍を
応援したいと思っています。
そんなわけで、今年の私の一年を表す漢字は「旅」
いろんな感動と出会い、自分自身の視野も広げる「旅」を
これからもたくさん経験したいと思っています。
「北」から連想される脅威が無くなって、「旅」から連想される
未来が平和な世の中でありますように・・
皆様にとっても新しい年が素晴らしい年であることをお祈りします。
来年もよろしくお願いいたします。