ホーム > ブログ > 介護ブログ > セミナー報告「デイサービスの稼働率を上げる最強の法則」セミナー
平成24年10月19日(金)の13:30から16:30に、TKP大阪本町ビジネスセンター カンファレンスルーム7Aにて「デイサービスの稼働率を上げる最強の法則」セミナーを開催致しました。
ご参加下さった皆様には改めて御礼を申し上げます。ありがとうございます。
講師は、株式会社ユナイテッド 代表取締役 駒居義基氏と、上田公認会計士事務所の大藪直史です。
第一部は、「利用者の動向と稼働率アップ作戦」と題し、株式会社ユナイテッド 代表取締役 駒居義基氏にご講演頂きました。
デイサービスを取り巻く環境を解説して下さいました。
デイサービスの供給率は全国的に120%から150%ということで、市場は飽和状態にあるとのことでした。
これに伴い、事業所経営も2極化が進んでいます。
稼働率を高めるための営業の戦略を考える上で大切な3つの視点があります。
1.ケアマネの視点
2.家族の視点
3.利用者の視点
ケアマネには、強みや売りが伝わらなければなりませんし、普段の信頼関係の構築も必要です。
家族には、安心・安全・良いところ、というような印象を持ってもらわないといけません。
利用者は、行きたくてデイサービスに通う人の方が少数です。そういう方を説得できるだけの材料を事業所が用意できると、ケアマネや家族の役に立ちます。
こうした観点から、「成功する営業の打ち手」として10項目を紹介して下さいました。
1:宣材は「きれい」なものは作らない!多少ラフでもインパクトと雰囲気を!
2:営業は継続が命。新しいコンセプトができたら、3ヶ月は継続を!
3:ケアマネ用、家族用、利用者用の宣材を作成する!
4:営業スタッフは「コミュニケーション」に難がなく、「裁量権」を!
5:「営業=有益な情報の提供」という意識を持つ!
6:ケアマネに「一緒に仕事ができそう」と思ってもらう、という意識を!
7:あくまでもサービスは「介護」。ここの信頼感、安心感を強調する!
8:時にはアンケート、使命分などを添付して変化をつける!
9:営業は、「ケアマネの問題解決のお手伝い」!
10:フットワークは軽く!
以上、参考になさって下さい。
第二部は、「デイサービスの管理システム」と題し、上田公認会計士事務所の大藪直史が講演致しました。
まずは、通所介護において一番管理すべきことは、定員超過と人員欠如であるということでした。
それを管理するための書類や考え方をご紹介しました。
次に、実地指導に必要な書類として、実際に大阪のある市町村から事業所に送られた実地指導の通知文書の内容を用いて、細かく解説いたしました。
営業管理においては、営業訪問計画を作成し、訪問を実行して、訪問の履歴を記録していくことが大切であるとお話しました。
目標と実績を対比して、常に改善を行なっていく意識が重要です。
最後に、会計事務所だから知っている収支のポイントとして、様々な経営指標をご紹介しました。
利用者一回あたりの平均単価、一事業所あたりの平均利用者数、人件費割合などです。
こうした数値は、常に自社のものと対比したり、目標を設定して日々のサービスや営業をに取り組むことに役立ちます。
今回のセミナーには、27名の方々にご参加いただきました。
セミナーご参加の皆様で、ご相談になられたい事項がございましたら、特典としてお渡ししているFAX相談シートをご活用下さい。
今回のセミナーが、皆様の経営のお役に立つことを祈っております。
本日はありがとうございました。
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