ホーム > ブログ > スタッフブログ > 【医科・歯科ブログ】自治会を通してのルート確立
大阪市中央区 日本クレアス税理士法人大阪本部 愛甲 です。
本日は、「自治会を通してのルート確立」というテーマでブログを書かせて頂きます。
「地元に密着した医療の提供を行う」と高らかに宣伝して開業したにもかかわらず、医師会以外の活動には一切参加しない…といったスタンスのドクターは意外と多いかもわかりません。町内会や商店会活動に参加するということの本来の意義を知れば、それがいかに危険な行為であることかが解る筈です。医療の経営とは医師会の仲間で成り立つものではなく、地元の患者があってはじめて成り立つものです。これらの活動を通して、他院より好感をもって迎えられること、顔馴染みになることによって人情的に自院の患者となってゆくこと、という患者吸引メリットを引き出せます。同時に、このような交流の中で健康管理の重要性を説くなど、文字通りの地域に密着した中での保健活動が展開可能となるのです。
●自治会催物への参加
自治会内の組織には老人会、婦人会、子供会などがあり、それぞれが会合、小旅行、懇親会などの諸行事を行っています。これらに参画し、ボランティア活動を行えば地域における「我らの先生」としての地位は高まり、文字通りの近所付き合いの中での診療活動が可能となります。院長が多忙であれば、祭礼の際の酒の差し入れや、ゲートボール大会のトロフィーの提供なども有効です。
●自治会役員としての参加
役員に就任すると月1回程度の会合、催物の準備、各種書類の配布等の活動をしなければなりませんが、地域情報が入手しやすくなるとともに、地域における人脈形成が行いやすくなるなどのメリットも多くなります。何より、各自治会はドクターのような知的人材を欲していることが多く、「自治会の知恵袋」的な地位を確保できれば、地域住民の信頼を集めるには絶好のチャンスとなります。つまり住民サイドからみれば「ドクターのような知的階級の高い人間が地域のために一生懸命働いてくれている」といった視点で感動を覚えるのです。
これをきっかけに、ぜひ開業されている地域に改めて目を向け、地域医療という言葉について考えてみてはいかがでしょうか。日本クレアス税理士法人大阪本部では、税務会計の面だけではなく、先生方の経営面のサポートもさせて頂きます。お困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。