医療・歯科・介護福祉業界の経営支援に強い大阪の公認会計士・税理士事務所

日本クレアス税理士法人大阪本部の　稲本　です。

7月に『経営心理士入門　全4回』という研修を受けに行きました。
『経営心理士』と言われても耳慣れない言葉だと思いますが、
『経営心理士』とは経営やビジネスにおいて数字ではなく人間関係に基づいて組織の問題や
営業の問題などを解決し人脈を広げたり業績を伸ばせたりして事業を成長させることを
目的とした民間の資格です。

私が受講した入門編は、人との信頼関係の構築と人への影響力を発揮するにはどう
すればよいかという内容の研修でした。
まあ簡単に言えば、人から信頼されるにはどうすれば良いのかという話です。
“何を言うか”ではなく“誰が言うか”で、この“誰”とは人との信頼関係をしっかり
築いた上で他人に対して影響力を持っている人で、そうなるにはどうすれば良いのかを
学びました。

発言と行動に一貫性を持っている人

確かに！言っていることとやっていることが違っていたら信頼できないですよね

相手の話をしっかりと聴く人

人は他人に話を聴いてほしい、自分を認めてほしいという根源的欲求を持っているので
自分の話をしっかりと聴いてくれて『わかります、そうですよね』と共感して褒めてくれる人を
信頼しますよね

私欲と公欲の良いバランスを持つ人

私欲とは自分が良い思いをしたいという欲求で、公欲は自分以外の人を喜ばせたいとか幸せに
したいとかという欲求です。
壮大なところで言うと町を良くしたいとか国を発展させたいとかも公欲になります。
自分が幸せでないと人を思いやることは難しいので私欲も公欲も兼ね備わっていなければ
ならないし、私欲が強いと自分に対してのメリットしか考えないので、そんな人は信頼できない
ですよね。
私は家族や友人、仕事の仲間や顧問先様などたくさんの人間関係の中で暮らしています。
今回の研修を受講して、この3つのポイントを心がけてこれかも人間関係を築いていきたいと思いました。
そして出来ればたくさんの人から信頼されて、自分の言葉に影響力がつけば良いなと思っています。