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満月の清水寺夜間貸切特別拝観

2019/12/16

日本クレアス税理士法人
上田公認会計士事務所の 川上 です。

清水寺の夜間拝観一般公開前に夜間貸切で
拝観させて頂ける貴重な機会を頂き伺いました。
大嘗祭が執り行われて、令和となった日
美しい満月の日に。

             

そして、「平成の大改修」の一環として
いくつかの建物が修復され、昨年、阿弥陀堂、
釈迦堂などの修復が終わり、2019年現在は
本堂の屋根の葺き替え工事が99.9%終わった
こんな珍しい足場のあるタイミングでもありました。

 

「今年の一文字で知られる森清範貫主」
ご講話を伺いましたので少しシェアいたします。

清水寺は778年創建で、雷、中からの失火、貰い火、
僧兵の放火等10回の火事を乗り越えた歴史があります。

仏教は、奈良仏教、平安仏教、鎌倉仏教の
3つに分かれていて、清水寺が、奈良仏教で、
宗派は、北法相宗 だそうですね。
故に、平安仏教との比叡山とは仲よろしくなく
僧兵に放火ということも昔はあったそうです。

清水寺は、源氏物語、枕草子、御伽草子、浄瑠璃、
古典落語にも書かれ、長年にわたり大衆に
親しんでこられたお寺です。

義経記によると、義経と弁慶は五条の大橋でなく、
実は、清水寺の舞台で刀を取り合った絵が
残っているそうです。

     

観音さまは、月の灯りをまんべんなく皆に照らす。
観音さまの月の光をうけている。

大宇宙のエネルギー、大自然の恵み、多くの人の働き、
無量のエネルギーに溢れて生かされている命であることを知り、                                                           それらのエネルギーに支えられていることを。

生きているのは当たり前でなく、昨夜寝て今朝起きる約束は
誰も出来ない。
ちゃんと朝目が覚めることに感謝しなければならない
かけがえのない命であること。

「仏」は、わかりやすく別の言葉で言うと、
「かけがえなく普遍的で尊い」
仏とは生きている命である。

様々な仏教宗派に共通なのは、
生きとしいける者は皆仏である。

仏とは生きている命
仏教の根本思想は命である
生きている命は無量である

「見える命は、見えない命のエネルギーに支えられている」
というその感性に感謝できるのが大人であるということ。

見えないエネルギーに助けられ生かされることを
改めて意識する機会を森清範貫主にいただきました。

ちょうど月の光に照らされていることもしみじみと
味わうことのできた清水寺での満月の夜でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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