ホーム > ブログ > 公益法人ブログ > 移行申請期間が終了しました
みなさん、こんにちは。
上田公認会計士事務所の恒田です。
平成25年11月末日をもって、平成20年12月から5年間かけて実施された、特例民法法人の公益法人または一般法人への移行期間が終了しました。
速報によりますと、この5年間の移行期間中に、計20,736の特例民法法人が移行を申請し、その44%にあたる9,054法人が公益法人への移行認定申請でした。
また、移行申請した法人のうち、寄附優遇税制の対象となる法人は、制度改革前の862法人(全公益法人の約3.5%)から9,054法人(移行申請を行った法人の約44%)へと10倍以上に増加したそうです。
ふたを開けてみれば、特例民法法人のうち、44%もの法人が本来そうあって然るべき公益法人だったということが分かります。時代のニーズに合わせて進められた公益法人制度改革でしたが、今回の制度改革はこのことからも、意味のある改革だったのではないでしょうか。
移行申請が終了し、ほっとしたのもつかの間、定期提出書類の提出や公益法人様であれば、立入検査に備えなければなりません。
ご不明点やご質問等がございましたら、弊事務所公益法人担当者(松井・若山・前本・恒田)までお尋ねください。