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第三者評価受審コンサルティング本受審修了報告

2013/12/13

上田公認会計士事務所の 川上です。

昨年より1年間、第三者評価受審にむけて、コンサルティングさせて頂いておりました保育園さまが本受審を無事終えられました。

こちらの保育園さまに関しては、園長先生の意思決定のスピードが非常に早く、しっかりと安定した保育をされておられますが、今まで培ってきた保育をマニュアルやチェックリスト等作成して、見える化する作業が受審に際しては必要でした。
これは、非常に時間を要する所です。

マニュアルや帳票といったものを、主任先生以上で作業をされてしまう保育園さんもあるようですが、全員が参画して、それぞれが担当を持ち責任をもって伝える、そして、より良いものにするために、改訂頂く作業がとても重要です。
こちらの保育園さまでは、通常の保育に加えて、全員が参画し、勉強会の時間も設けられ、真摯に取り組まれました。

第三者評価を受審するための、どんなに立派なマニュアルであろうとも、実際の保育に生かせていないものは、宝の持ち腐れになってしまいますが、こちらの保育園での取り組みにより作成されてマニュアルは、常に改訂を加えておられ、保育園の財産となりました。

第三者評価受審のメリットは
①利用者への調査を通して、利用者本位のサービスづくりに役立つ。
②厚生労働省299号通知の資金の弾力運用の枠が広がる。
③利用者の安全、権利擁護、職員の質の向上
 中期的計画等、健全な福祉経営の新たなヒントを得るきっかけとなる。
④第三者評価のプロセスを通して、職員の気づきの力、サービス改善点、課題の共有化が深まる。

等が挙げられますが、①②も、勿論大切ですが、③や④といった点に注目して、第三者評価を活用頂ければと思っております。

大阪は、東京のように第三者評価に対する助成もないことから保育所での受審は、全体としては多くはありません。
ですが、平成25年5月2日厚生労働省の「保育の論点整理」等に対する考え方でも、「保育の質を確保するための第三者評価の充実」について書かれており、改めて第三者評価の受審を推進するための環境整備に取り組んでいる様子が見てとれます。

http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/meeting/2013/committee/130502/item2.pdf

皆さまの保育園の課題は何か?第三者評価受審を通して、改善してみませんか?

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