医療・歯科・介護福祉業界の経営支援に強い大阪の公認会計士・税理士事務所

上田公認会計士事務所の　稲本　です。

2月12日に平成26年度診療報酬改定率が決定しました！！

全体改定率　　+0.10％
診療報酬（本体）　+0.73％（内：0.63％が消費税引上げに対応）
歯科は+0.99％（内：0.87％が消費税引上げに対応）
という結果となりました。

診療点数で見てみると、
歯科は、初診料が218点から234点に　16点（160円）のアップ
再診料が42点から45点に　3点（30円）のアップとなっています。

4月より初診料が160円、再診料が30円アップして消費税が3％アップした場合、本当に消費税の増税に対応できているのか検証してみます。

チェア3台、歯科医師1人の医院の場合
　　　 　　　160円×1,500日=240,000円
　　 　 　　　30円×5,700日=171,000円
　　　　　　 　　　　　 　　411,000円

材料仕入　3,400,000円×3％=102,000円
外注技工　4,300,000円×3％=129,000円
　　　　　　　　　　　　　 231,000円

　　　　　　　　差引　　　 180,000円

仕入れには対応できていますが、他の経費まではまかないきれないので、プラス改定ですが厳しいかなと思いました。