ホーム > ブログ > 「新型コロナウイルス感染症への対応等に関する調査」の結果
日本クレアス税理士法人
上田公認会計士事務所の 保育プロジェクトチームの
林 です。
全国保育士会様のホームページに同会が実施された「新型コロナ
ウイルス感染症への対応等に関する調査」の結果が公表されて
おります。
調査は令和2年5月18日~26日に行われ、同会の都道府県
組織役員など221名から回答を得たそうです。
調査結果によりますと、全体の約81.1%(緊急事態宣言継続中)
が保護者に対して取り組んでいることがあると回答したそうです。
具体的な取り組み内容としましては、「電話による状況の確認」が
84.7%と最も多く、次に「メールによる連絡・広報活動」(45.4%)、
「園だよりなどの広報誌を送付(郵送)」(40.5%)となっています。
私が面白いと感じたその他の取り組みとしましては
「人数を限定して園庭開放」「こども用マスク作成・送付」です。
また、保育士等の現場のストレス要因を調査されており、
回答としては「3密が避けられず、こどもや保育士に感染リスク
があること」が90.9%と最も多くなっています。その次に、「感染の
予防が十分にできない(マスク・消毒液等の不足)」が65.2%、
「安全な保育の方法がわからない」が43%となっています。
このことから、いかに保育現場が感染リスクと常に隣り合わせ
であるかが伺えます。
そのような中で働かれている保育士さん等の環境づくりとして
実施していることでは、「感染予防・防止に対する情報提供」が
80.1%と最も多く、次に「勤務体制の見直し」が73.3%となって
いました。
コロナ禍で「新しい生活様式」が求められる中、
保育現場においても「勤務体制の見直し」など、
新しい働き方、保育の仕方が求められていることが
結果を見て実感できました。
全国保育士会ホームページ
https://www.z-hoikushikai.com/download.php?new_arrival_top_pdf_id=9