医療・歯科・介護福祉業界の経営支援に強い大阪の公認会計士・税理士事務所

こんにちは、上田公認会計士事務所の大藪直史です。
最近、サ高住の今後の出店計画について質問を受けるので、私の考えの一部をブログに載せたいと思います。

質問１．サ高住はもう供給過多ではないでしょうか？
答え１.いいえ、全体としては、まだまだ足りません。但し、一部のエリアでは、供給過多のエリアが出てきております。出店の際は、今後は、場所の選定が重要になります。

質問２．サ高住を一括借上げで行う場合、自費部分（月額利用料）で赤字になっても、介護報酬部分で穴埋めできたら、いいのではないでしょうか？
答え２．いいえ。国の財政は、厳しくなる一方なので、いつまでも、今の報酬が続くとは限りません。家賃、管理費、食費、介護報酬それぞれで、利益が出るように収支計画を作る必要があります。

質問３.サ高住を出店するのに、ビルの改装案件は多いですか？
答え３．ほとんどありません。ビルの改装コストと、改装後の家賃を考えると、土地オーナーが更地にサ高住を新築し、それを一括で借り上げる方が、メリットが多いようです。

上田公認会計士事務所では、介護事業に対する専門的なアドバイスを行っております。サ高住の出店計画、収支シミュレーション等、サ高住経営について質問がある方は、上田公認会計士事務所までご連絡下さい。