ホーム > ブログ > 令和3年度保育所等一斉入所結果
日本クレアス税理士法人
上田公認会計士事務所の 保育プロジェクトチームの
林 です。
6月に入り、新入児の慣らし保育も落ち着いてきたころだと
思います。皆様の園におかれましては、新規の入園児数は
いかがでしたでしょうか?
6月16日に大阪市のHPに掲載されておりました「大阪市の
保育所等利用待機児童数について」によりますと、
大阪市では入園の申込数が前年より7.5%減少しております。
コロナ禍によって入所の見送りも少なからず影響があったのでは
ないでしょうか。加えて、依然、少子化の傾向も続いています。
https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000538206.html
厚生労働省のHPにて妊娠届出数の推移が公表されて
おりますが、そのグラフを見ますと元々少子化が進行してきている
ことが平成30年と平成31年(令和元年)のグラフを比較すると
わかります。その上で、令和2年のグラフを見ますと、初めて
緊急事態宣言が出された直後の令和2年5月の届出数が
67,322件となっており、令和元年の81,737件より14,415件も
減少していることがわかります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15670.html
この妊娠届け出数の推移から、来年以降も入園希望者数が減少
することは間違いないと思われます。待機児童の問題も解消に
向かっており、今後は入園児の取り合いが業界内で起こること
になるかもしれません。
そう遠くない未来に向けて、選ばれる園になるために今何が
できるか早めに考え始められるのが得策かと思われます。