ホーム > ブログ > 保育所経営ブログ > 保育園の理念は共有されていますか
上田公認会計士事務所の 川上 です。
上田会計事務所 保育園ブログでは、第三者評価や
保育所保育指針に示された『自己評価』 に関係する項目に
着目して、お伝えしていきたいと思います。
第1回目は、保育園の理念についてです。
理念とは、ある物事についての、こうあるべきだという根本の
考えをいいます。
保育園において、理念は、保育に対する考え方や
姿勢を示し職員の行動規範となるものです。
そして、保育方針は、めざす方向、物事や計画を実行する
うえでのおおよその方向、何をどのようにするかを明らかに
したものです。
この 園の一番中核となる、保育理念や方針が職員全員に
共通理解されていることによって、保育課程、計画等一貫性が
保たれ職員に明確な目標や基準を示すことができます。
保育をおこなう上で迷った時は理念に立ち返れとよく言われます。
理念に立ち返ることにより、自分の取るべき行動や判断がしやすく
なり、保護者からの疑問に対しても、園の理念・方針をお伝えする
ことで、理解してもらいやすくなります。
日頃から、職員だけでなく、保護者に対しても、理念・方針を共有
しておくことが必要です。職員や保護者の目につきやすい場所に
理念・方針を掲示したり、朝礼での理念唱和、保育のしおりや
園だよりに常に掲載するなど、日頃から園に関わる全ての人に
向けて共通理解を深める工夫をされては如何でしょうか?