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居宅介護支援、2024年4月の介護報酬改定について思う

居宅介護支援では、ケアマネージャーの役割が、利用者及び家族の調整、主治医との調整、ヤングケアラーなどの課題についても所掌範囲となってきており、所掌範囲が広がりその業務は多岐にわたる。このままでは、現場を疲弊させる懸念があり、適正な評価に加え総合的な課題解決に取り組む、というもの。
仕事の内容が、会議・モニタリングなど医療関係者やご家族、使用する用品の業者との調整など、日々忙しくされていると担当している法人のケアマネジャーの動きを見て想像していた。実際、父の介護用品福祉用具でも、安易に「ケアマネジャーさんに相談しよう」と、と私も発言している。

そんな時、ある施設さんのケアマネジャーにオンラインモニタリング、活用しますか？と今回の報酬改定について聞いてみた。

開口一番なぜその発言になったのかは覚えていないが、ケアマネジャーになりたい人がいない、少ない、少なくなると思うよ、とのこと。私には意外なご意見だった。その具体的な理由までは教えて頂くことはなかったが、介護の職種の中で人気があると、私は、勝手に思い込んでいたようだ。また、オンラインモニタリングは当面は使わない、とのこと。
設定している間にモニタリングに必要な時間が終わってしまう、とのご意見だった。
もう少し世代が変われば、また、状況は変わるのでは、と思いながらお話を伺った。報酬改定と現場の声は大きく違うものだな、と勉強になった出来事だった。

引き続きご訪問の際には報酬改定を話題にしていこうと思っている。