上田公認会計士事務所の 津田 です。
寒さが戻った今週でしたが、昨日頃から大阪でも
桜の花が開き始めました。
今朝も駅へ向かう道すがら、川沿いの少しずつ咲き始めた
桜並木を見ながら、もう春なのだと感じながら歩きました。
桜の花は淡いピンク色ですが、この花びらの色に染める
桜染めをご存知でしょうか。
実に意外な染め方をするのです。
この桜染めは、もちろん桜を使うのですが、桜の花ではなく、
木の枝や皮を使うのだそうです。
この時季に綺麗な花を咲かせようとする、桜の木の力を
借りて、布を染めるというわけです。
あのゴツゴツとした無骨な印象のある桜の皮から、
淡いピンクの色が染めあがるとは、ロマンチックだなあと
思いました。
私も、母から譲り受けた桜染めのストールを持っておりますが、
淡い中に艶もある美しいピンク色です。
ぜひ皆様も、桜染めの色を一度ご覧ください。
そして、改めて桜の木を見て、花だけでなく、木全体が
桜色になろうとしている様子を思い浮かべていただくと、
なお一層今の時季の桜が美しく思われるのではないでしょうか。