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上田公認会計士事務所の 津田 です。
いよいよ8月も終わり、残暑は厳しいですが秋が始まろうと
しております。
皆様、夏休みはどのように過ごされましたでしょうか?
計画どおり旅を満喫された方、仕事や家庭の事情でなかなか
自由な時間を取れなかった方、と様々かと思いますが、
今回は、私の憧れ、星野リゾートについてご紹介いたします。
国内のみでなく海外でもブランドとして名高い星野リゾートは、
2015年で101年目を迎え、長く観光業界で事業をされています。
施設は軽井沢、箱根、熱海、京都、北海道、沖縄など名だたる
国内の観光地にあり、自然を生かした環境の中、様々な体験型
アクティビティが用意され、訪れた観光客が思い思いに滞在を
楽しめるよう整えられています。
これら施設運営を支える経営方針は、リゾート地ののんびりとした
イメージとは対極的な、先駆的でかつエネルギッシュなものです。
HPの会社沿革を参考に、経営の特徴をあげると、次の3点に
集約されます。
1.顧客満足を重視しながらも十分な利益を確保できる運営の
仕組みづくりに取り組んでいる。
1987年施行のリゾート法を契機に方針を転換し、その後、
施設のある土地独自の価値観、生態系、文化を守りながら、
時代に合わせた日本のサービスを提供しているそうです。
2.日本で初めて観光に特化した不動産投資信託を立ち上げ、
東京証券取引所に上場させた(2013年7月)。
一般投資家が観光産業の成長に投資することが、日本が
観光立国を目指す過程で重要だとの認識でリートを始めた
そうです。
3.2014年から海外への進出を開始。
「星のやバリ」を始点とし、日本発のホスピタリティサービスを
世界に発信していくそうです。
星野リゾートのHPを拝見しますと、美しい自然環境、滞在客に
必要な設備の充実、そして行き届いた接遇がバランスよく高い
品質で整えられていることが良く伝わってきます。
サービス業に携わる立場といたしましても、星野リゾートの経営方針
は非常に興味深いです。「夢は大きく経営は地道に」を心がけ、
日々努力しているとの社長のお言葉ですが、いかにブランドを確立し、
その後も成長を続けていくかのヒントがあると思います。
また、「旅は魔法」とのコンセプトで、想像するとわくわくする施設に
ぜひ訪れてみたいものだ、と願っております。
皆様も、機会があれば一度星野リゾートをご訪問なさって下さい。