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第13回 「伸びるクリニック勉強会」のご報告
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平成24年4月8日当事務所において、兼田寿先生を講師にお迎えし、第13回伸びるクリニック勉強会『平成24年度診療報酬改定セミナー』を開催いたしました。 兼田先生は、診療報酬・レセプト面からの増収対策につき、私立病院協会や医師協同組合等で多数のご講演実績をお持ちでいらっしゃいます。 |
介護報酬とのダブル改定となった今回の診療報酬改定は、団塊の世代が後期高齢者となることにより高齢化のピークを迎える2025年問題を見据え、医療と介護の連携、地域内連携、地域包括ケアシステムなどをキーワードとした改定になっています。兼田先生にはこの改定が医療機関の経営にどのような影響を与えるのかを、診療所を中心にご講演いただきました。診療所にとって重要だと思われる改定項目として兼田先生がご指摘、解説されたのは、以下のものです。
- 1.同一日の2科目の再診を評価
(再診料、外来診療料)
- 2.時価外対応加算(地域医療貢献加算から名称変更)の見直し
(時間外対応加算1、2、3)
- 3.機能を強化した在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院への評価
(往診料、在宅時医学総合管理料、特定施設入居時等医学総合管理料、
在宅患者緊急入院診療加算)
- 4.特定施設等入居者に対する訪問診療料について評価
(在宅患者訪問診療料)
- 5.在宅医療に用いる機器の評価体系の見直し
(酸素ボンベ加算、酸素濃縮装置加算、液化酸素装置加算、
呼吸同調式デマンドバルブ加算、経鼻的持続陽圧呼吸療法用治療器加算)
- 6.ターミナルケアの評価体系の見直し、機能を強化した在支診・在支病の評価
(在宅ターミナルケア加算)
- 7.介護保険のリハビリ移行後の医療保険疾患別リハビリの算定期間を2月間に延長
- 8.外来リハビリテーションの評価
(外来リハビリテーション診療料1、2)
- 9.全てのビタミン製剤について「単なる栄養補給目的」での投与の算定不可
- 10.医療用麻薬処方日数(14日)制限の一部緩和
- 11.一般名による記載を含む処方せん料に2点加算
- 12.処方せん様式の変更
適宜質疑応答をはさみながら進めてくださいましたので、参加者の先生方からも積極的にご質問があり、また兼田先生が様々な実例を交えてご回答くださるという、大変実のあるセミナーとなりました。
またセミナー前後の個別相談会にも多くの先生方にお申込みいただき、現在の、あるいは今後の医院経営に役立つご助言を、直接兼田先生から伺う機会となりました。
アンケートでは100%の満足評価をいただき、私ども事務所スタッフも感激いたしております。
最後に、今回のセミナーにご参加下さいました先生方に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
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