上田公認会計士事務所の岩井です。
みなさんは移動時間をどう活用されていますか?
日々仕事に忙殺される毎日を過ごされている方も多いかと思いますが、私自身もう少し自分の時間をうまく活用できないかと思い、今年の夏業務改善のセミナーに参加しました。
まずは自分の時間が何に使われているのかを棚卸します。
「時間の見える化」です。
1.今収益をあげている仕事
2.将来の収益を得るための仕事
3.その他の雑務
に分類します。
するとその他の雑務の中でかなりの割合が「移動時間」に使われていることがわかります。
会計事務所の仕事の中で「お客様と面談する時間」は非常に重要な時間ですが、お会いするためには「移動」する必要があります。
この移動時間がどれくらいあるかを「見える化」してみます。
上田会計事務所の場合、医療介護に特化している関係でお客様は比較的広域に渡ります。
1件のお客様への平均移動時間を片道45分とすると、月15件として1350分、22.5時間になります。
月間労働時間を200時間とみても10分の1以上が移動時間となります。
私の場合通勤時間も長く片道1時間、月24日で48時間、訪問時間と合わせると実に70時間もの時間を「移動」に費やしているわけです。
業務改善の一環として、この移動時間をいかに「活きた」時間にするかをまず考えました。元々私にとって電車の中は集中できる空間で、学生の時から図書館が空いていなければ電車に乗って勉強したり、税理士試験受験中は電車で理論を暗記していました。
最近はもっぱら本を読んだりインプットの時間でしたが、ipadなどのITツールを使えばアウトプットの時間にすることも可能です。
ちなみにこのブログは阪急電車の中でipadを使って書いています。
今日の行き先は京都です。
集中しすぎて乗り過ごさないようにしないといけません。
みなさんも移動時間の有効活用を考えてみられてはいかがでしょうか?
「そこまで仕事したないわ」という声が聞こえてきそうですが…
スキマ時間をうまく使うと自分の自由になる「時間の塊」を手に入れることができたような気がします。