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【医科・歯科向け 新規開業ブログ】第三回 開業までのスケジュール 戸建編

2017/8/31

日本クレアス税理士法人大阪本部の 佐土 です。

開業をお考えの医科・歯科の先生方を対象として、「医科・歯科 新規開業支援」をテーマにブログを更新していきたいと思います。
「開業」と一口に言いましても、考えなければならない要素が多くあることは、皆様重々ご承知の通りだと思います。資金はどのように・どれくらい確保すべきか? 物件の選び方は? 物件の設計・着工、医療機器購入、スタッフ募集等…スケジュールの組み方は? 人事労務、許認可、税務等の専門分野についてはどう理解すればよいか?
当ブログでは、創立以来300件以上の新規開業支援をさせて頂いた経験・知識をもとに、お役に立つ情報提供を行って参ります。

第3回目のトピックスは【開業までのスケジュール 戸建編】です。
開業すると思い立ってからどれくらいの準備期間が必要であるかを見ていこうと思います。

 

戸建での開業をお考えの先生は16か月くらいの期間があるとしっかりと開業準備ができると思います。

 

 

テナントの場合と同様に、土地が決まっている場合は、16か月までの期間は要しません。やはり場所を決めることが一番時間と労力がかかるのですね。

まず、はじめの物件探しですが、当事務所のホームページでも物件を紹介しております。
掲載していない物件情報もございますので、ご興味のある方はぜひご連絡くださいませ。

 

上記は、戸建の場合の16か月スケジュールです。
こちらでも、医療機器や内装設計の打合せが序盤に来ています。
早期に全体の資金を見積り、計画的に融資を受けたいためです。
入れようと考えている医療機器等の見積書が融資の打診時には必要になります。
開業費用がどれくらいになり、自己資金を加味してどれくらいの融資を受けなければならないかというのを考え、事業計画書を作成していきます。

土地の購入時には融資の内諾を受けなければ、工事等の支払に間に合わない可能性があります。
なので、戸建の場合も融資の内諾を受けることから始めます。

 

融資の内諾を受けられれば、後は先生の開業コンセプトに基づいた医院に向けて、本格的に物件や内装を考えていきます。
工事が開始すれば、次はどこに広告を掲げるか、スタッフ募集など事務的な作業です。
また、開業届や保険医療機関指定申請などの手続きも行っていきます。

 

ざっくりと戸建の開業スケジュールを記載いたしました。
スケジュールで見れば簡単そうですが、時間と労力がかかります。
はじめにしっかりとしたコンセプトを決め、その実現に向けて進めることが、
スムーズに準備を進めるコツかと思います。

 

以上が、【開業までのスケジュール 戸建編】です。
もっと詳しい内容が当事務所ホームページの『開業支援』の開業までの流れとして記載しておりますのでご覧頂ければと思います。

 

お一人お一人の医院・歯科医院様について、現状把握や開業計画の作成を当事務所でサポートさせて頂きます。また、医療機関の新規開業に積極的な金融機関のご紹介や、金融機関への同行等、開業支援のサポート体制も十分に整っております。
開業に関することでお悩みでしたら、当事務所の専門スタッフに是非ご相談ください。
先生方のお力になれましたら幸いです。

次回は戸建について見ていきたいと思います。
ありがとうございました。

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