ホーム > ブログ > 介護ブログ > サ高住のドミナント戦略
こんにちは、上田公認会計士事務所 大藪直史です。
先日、京都の実家に帰りました。すると、近所の大地主さんが、50戸のサ高住を建設するということで話題になっておりました。運営会社は、業界最大手のアミーユです。アミーユのホームページを見ると最近、京都での出店を増やしております。私の実家から、徒歩20分圏内に4店舗あります。
近隣地域に集中的に出店することをドミナント戦略と言います。ドミナント戦略のメリットは
1.ケアマネ営業の効率がよい
2.職員の配置転換を行いやすい
が挙げられます。
近隣に2店目を出すと、未開拓のエリアで営業を始めるよりも早く、稼働率を上げることができます。しかしながら、近隣に2店舗を出すのは、内輪でお客様の取り合いになり効率が悪いのではないかと心配される方がいらっしゃいますが、いい立地であれば、必ず競合他社がそこに出店し、他者とのお客様の取り合いが激化します。それならば、ここのエリアは自社の陣地であり、他社には入り込ませないという戦略が有効です。
居住系介護では、職員の確保は利用者契約と同じくらい大変になっております。職場内の人間関係が原因で社内での評価いい職員が退職するケースが多数あります。近隣に自社運営の施設があれば、そのような職員の配置転換を行うことで、退職を防ぐことができます。
また、管理者の中で優秀な人材がいれば、本社幹部社員に昇給できる制度を作ることでモチベーションアップにつなげることができます。
1店舗目の稼働率を早く高めて、近隣に2店舗目、3店舗目を出すことで、自分達の陣地を広げていくことが、サ高住におけるドミナント戦略であり、成功の方程式だと考えます。
消費税率引上げとともに、介護報酬改正が行われる可能性がありますので、今後の動向に注意を払いたいと思います。
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