ホーム > ブログ > 保育所経営ブログ > 2018.8.20 日経新聞より 潜在保育士を掘り起こせ 大阪市の潜在保育士支援事例
日本クレアス税理士法人大阪本部 保育プロジェクトチームの 村松 です。
日本クレアス税理士法人 保育ブログでは、保育関連のニュ
-スの中で気になったものをピックアップ、ご紹介いたします。
保育士の採用にお困りの法人様は多いのではないでしょうか?
来年度に向け採用面接の実施、職員さんの来年度の離職等の
ヒアリング等、2019年度に向けて、動かれているお話を よく伺います。
予定より離職が多く、クラス配置を考えるのにもお悩みではあり
ませんか?
行政もどうしたら保育人材の問題解消に繋がるか、考え動いて
いるようです。
そこで眼をつけたのが潜在保育士です。
復職したら即戦力になると期待できる存在ですので、掘り起こしを
図っています。
政府は所轄庁を通じ、保育士の復職を促す取組みをとして
潜在保育士就職支援事業として、保育士復職などにかかる費用
を最大40万円貸付ける支援策を用意していますが、利用件数は
少なく予算も余って、現状は宝の持ち腐れと言わざるを得ない状
況です。
その他、大阪市としての補助等ホームページに記載されており
ますので一部ご紹介いたします。 こちらhttp://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000382557.html
新規採用保育士特別給付に対する補助事業
保育士登録後1年未満の方などを対象に、就職先の施設等が就職
準備金の給付を行った場合、年10万円を上限に助成を行っていま
す。
保育士宿舎借り上げ支援事業
保育所に採用されてから10年以内の保育士を対象に、就職先の
施設等が借り上げたマンション等を宿舎として提供した場合に、 その施設に対して宿舎の家賃の全部または一部を補助します。
遠方の保育士を採用した場合に、福利厚生として住宅の援助を
行える制度です。
他にも、就職のお手伝いを行う保育所等支援センター等が設けられ、
また、保育士の資格者を増やすなど、様々な取組みが行われています。
今後の動向についても確認していきたいところです。