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こんにちは、上田公認会計士事務所の村上です。
今年もよろしくお願いいたします。
お正月気分も抜けて日常の忙しさが戻ってきた頃ですね、
さてこの時期になると次年度の事業計画で頭を悩ませておられる法人さんも多いのではないでしょうか。
皆様は法人の経営ビジョンの実現を目指すために事業計画を立てておられると思いますが、そのためには自身の法人が現在どのような状況にあるか、現状を正しく把握する必要があります。
現状を正しく把握した上で、「あるべき姿」とのギャップを認識する。その前提がなければ、せっかくの事業計画も絵に描いた餅となってしまいかねません。
皆様はどのような方法で法人の現状認識をされていますか?
現状認識の方法はいろいろありますが、今回はその一つとして、SWOT分析による課題抽出方法を紹介いたします。
SWOT分析とは、法人を取り巻く環境を法人の外部の環境と内部の環境とに分類してそれぞれ分析する方法です。
外部環境分析から市場の「機会」(Opportunity)、「脅威」(Threat)を、法人の内部分析から自法人の「強み」(Strength)、「弱み」(Weakness)を整理し、それぞれの項目の組み合わせで法人の採るべき戦略や施策の検討材料を明らかにするための手法です。
これらの頭文字を合わせてSWOT分析と呼ばれています。
それぞれの項目ごとに見えてきた分析結果をクロスさせて対応すべき課題を抽出します。
●「強み」を生かして「機会」を掴む戦略は何なのか
●「強み」を残しまま「脅威」を回避する戦略は何か
●「弱み」によって「機会」を逃さないために取り入れる方法は・・など
いろんな視点・いろんな角度から法人を見てみることであらたな課題が抽出されるかもしれません。
事業計画の作成時の課題抽出の方法の一つとして取り入れられてはいかがでしょうか?