ホーム > ブログ > スタッフブログ > 書籍紹介 「社会は変えられる-世界が憧れる日本へ」
日本クレアス税理士法人大阪本部の 田中 です。
事務所には、さまざまな研修制度があります。
そのうちの1つとして、事務所が会員となっているMMPGの
おこなう研修会、ビデオ研修の受講があります。
MMPGとは、全国100を超える医療経営支援に特化した会計
事務所を会員としたコンサルティンググループです。
その研修で、感銘を受けた講演がありました。
今年10月におこなわれました医療経済フォーラムジャパン
第17回シンポジュームの基調講演です。
内容としては、超高齢化社会における課題、つまり労働者不足、
社会保障のあり方につき、どのような取組をおこなっていくべき
かについて講義されています。
人生は60年ではなく、遺伝子の観点からは120年であるという
ことを前提で考えると、
① 60歳70歳代は決してリタイアする年齢ではないということ、
② しかし若い頃のようにバリバリ働くことは難しいということ、
では、働き方をその頃と違うようにしたら、70歳代で元気に適度な
緊張感をもって働けるのでは、という提案です。
人生折り返し地点を考え、病気を予防しながら健康でかつ、社会
責任をある程度担う生き方 生涯現役を推奨されています。
この講演者は、経済産業省の江崎禎英さんです。江崎さんのこと
を知りたくて、書籍を購入しました。
タイトルは「社会は変えられる–世界が憧れる日本へ」です。
著書に 『「80歳になっても100歳になっても、今が一番楽しい」と言える
社会をめざすべきなのです』とあります。
日本は、世界に先駆けて超高齢化の問題に直面する国です。
超高齢化社会ときくと暗くなることしかイメージできませんでしたが、
この本を読み、元気いっぱいに年をとっていこうと思いました。
おすすめの一冊です。