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上田公認会計士事務所の 田中猛 です。
先日、自動車免許の更新にいってきました。
免許の更新時に講習を受けたときの話ですが、悲惨な交通事故の多くは幼児であり高齢者であるとのことです。
多くの社会福祉法人は、利用者の送迎等で車を利用していると思います。
このブログでは、幼児・高齢者が周辺に多い社会福祉法人が交通事故をおこさないよう、講習会で学んだことを記載していきます。
幼児・高齢者の特性として次のことがあげられます。
・自分に甘く「相手が止まってくれるだろう」など他者に頼った判断をしている
(通常の人は、80メートル先から車が向かってきたら立ち止まるそうですが、高齢者は40メートル先で立ち止まるとのことです)
・周辺視野に対する注意配分が不得手で危険因子を正しく認識していない
(視野は加齢とともに狭くなる傾向があります)
・1つのことに集中すると、まわりが目にはいらない
(道路の反対側に知り合いがいると、その知り合いしか目に入らない)
・ものかげから、見えにくい
・行動がよめない 急に走り出す又はこける
このような危険に対し、運転する側としては心構えが必要になります。
周囲の動きを自分の都合のいいように予想する『だろう運転』ではなく、常に高い安全意識を持つ『かもしれない運転』の心構えです。
『かもしれない運転』での具体例をあげますと、
・トラックの陰には人が隠れているかもしれない
・止まっている車のドアが急に開くかもしれない
・自転車が進路変更するかもしれない
・予想外のタイミングで道路に飛び出してくるかもしれない などです。
完全に予測することは困難ですが、このような心構えをもって、かつ余裕のある運転をすることが、事故をおこさないうえで重要になります。
横断中・出合頭・交差点・午前中の事故が大阪では特に多いとのことです。
「事故ゼロ」に向けて年に研修を何回かされてみてはいかがでしょうか。