医療・歯科・介護福祉業界の経営支援に強い大阪の公認会計士・税理士事務所

上田公認会計士事務所の中丸です。
ブログの更新が2ヶ月できず、ご無沙汰してしまいました。
この間に政府の規制改革会議では、認可保育園に株式会社等の参入を促進、社会福祉法人の財務諸表の公開等の議論が進みました。
厚生労働省はこの24年度の財務諸表から公開するよう
自治体を通じて指導すると表明しました。

平成27年度予算までに移行が義務付けられている新会計基準では、全ての社会福祉法人が同じ基準で財務諸表を作成します。
全法人の財務諸表が公開されれば、多くの利害関係者の
意思決定に資する情報として活用されることになるでしょう。

民間事業者との競争、内部留保やイコールフッティングの議論等、
現在、社会福祉法人の経営は注目され、各方面から意見が上がっています。

皆様の法人の24年度決算書は公開に耐えうるものでしょうか。
財務諸表は経営の結果です。財務諸表を構成する個々の数値は
経営者、職員がともに365日営んだ経営の結果です。

24年度決算を終えて、一息つきました。また新たな気持ちで、
関与先の法人様が25年度決算を堂々と公開するために、
財務諸表の作成、そしてその財務諸表の元となる経営のサポートを
しっかりとさせていただきたいと思っています。