ホーム > ブログ > スタッフブログ > 年金支給、75歳へ
上田公認会計士事務所の 大藪です。
5月11日に厚生労働省田村大臣の発言には、大変驚かされました。
公的年金の支給年齢を本人の選択により75歳程度まで引き上げる
検討が始まるという発言です。
年金財政は、社会保障費の中でも一番、逼迫した問題であるというの
は重々承知していますが、さすがに、75歳まで年金もらえないというこ
とになると払う気がしないというのが、国民の本音ではないでしょうか。
この年金問題とセットで、厚生労働省で議論が進んでいるので、元気な
高齢者に有償もしくは、無償ボランティアとして、介護施設などで働いて
頂こうという議論です。厚生労働省からすると、元気な高齢者に働いて
頂いて、年金支給時期を遅らせることができれば一石二鳥だということ
ですね。
上場企業では、確定給付年金から確定拠出年金に年金制度を変える
法人が増えてきております。やはり、自分の身は自分で守らないといけ
ない時代だなと強く感じました。