医療・歯科・介護福祉業界の経営支援に強い大阪の公認会計士・税理士事務所

みなさん、こんにちは。
日本クレアス税理士法人の中谷です。

２月も終わりとなり、寒さも少し和らいできた頃でしょうか。
世間では、連日ロシアのウクライナ侵攻に関する報道が続いています。
現地の方の安全を祈るばかりです。

さて、新型コロナウイルス感染症の流行の少し前から
「SDGs」という言葉を見聞きするようになりました。
皆様は、この「SDGs」の意味をご存知でしょうか。
英語では、Sustainable Development Goalsといい、日本語に訳すと持続可能な開発目標と表記します。

外務省のサイトによると「持続可能な開発目標（SDGs：Sustainable Development Goals）とは、
2001年に策定されたミレニアム開発目標（MDGs）の後継として、
2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された
『持続可能な開発のための2030アジェンダ』に記載された、
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、
地球上の『誰一人取り残さない（leave no one behind）』ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル（普遍的）なものであり、
日本としても積極的に取り組んでいます。」と説明されています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

このSDGsですが、公益法人においても取り組みがなされています。
2022年2月22日、公益財団法人自動車リサイクル促進センターが
三重県のグリーンボンドに投資を行うと発表しました。
ホームページによると、2018年10月よりESG投資を開始するとニュースリリースされていました。
ESG投資は現在では、SDGs債と呼ばれています。
SDGs債には、グリーンボンドやソーシャルボンド、サステナビリティボンド、
サステナビリティ・リンク・ボンド、トランジションボンドなどの種類があり、
発行する団体が取り組む環境・社会課題解決のために資金が活用されます。

公益法人の中には、債券に投資をすることで事業資金を集められている法人さんもいますので、
SDGsに貢献できるような投資も選択肢の一つとして
ご検討いただければいいのではないかと思います。