ブログ

ホーム > ブログ > スタッフブログ > ケルベロス第五の首

ケルベロス第五の首

2014/9/11

みなさん、こんにちは。
上田公認会計士事務所の前本です。

私は、たまに友人が企画する読書会に参加しています。
私が参加する読書会は、課題本を一冊(たまに二冊)決め、参加者はその課題本を読み、お互いの意見を言い合うという形式の勉強会です。たまに、その内容を紙にまとめてレジュメを作ってくるつわものもいます。いろんな方の意見を聞くことにより、その書籍に対する理解が深まると同時に、議論による達成感を味わうことができます。おすすめの勉強会形式です。

今回のタイトルでもある『ケルベロス第五の首』は、その課題本となった海外の作家ジーン・ウルフ氏の長編小説です。
ジーン・ウルフ氏は日本ではあまり知られていない方ですが、海外ではとても人気があるSF小説作家です。(これは読書会での受け売りです)
私もこの一冊しか読んだことがないのですが、いやそもそも海外文学は『モモ』と『はてしない物語』と『ハリー・ポッター』くらいしか読んだことありませんが、ジーン・ウルフ氏の大ファンになりました。

『ケルベロス第五の首』は、全部で3つの短編小説からなっており、その3つが絡み合って全体像を浮かび上がらせるというかたちで書かれています。しかし、すべてを読み終わっても完全につながっているわけではなく、物語の空白を自ら推定する以外にありません。インターネットを調べるといろんな意見があって、本を読んだ後、その意見を読むだけでもとても世界が広がります。

そんな本で読書会をしたので、いろんな意見が飛び交ってとても白熱した議論になりました。主流派、異端派、よくわからない派と意見が分かれ、よくわからない派は悔しかったのか、再度読書会を開催して欲しい、と主張しました。
私は主流派で自分なりに納得が行ったのでもう良いかなと思っていたのですが、他の参加者は再開催に乗り気だったので、私ももう一度参加することにしました。来月開かれるその読書会、みんなの推理がどれだけ進歩しているか楽しみです。

『ケルベロス第五の首』本当に面白い本です。ただ、全体像は自ら考えないといけないので、推理小説好きでしっかりした答えが欲しいという方にはあまりお勧めできないかもしません。が、そうで無ければぜひ読んでいただきたい本です。

お問い合わせ・ご相談はこちら

お問い合わせ・ご相談はこちら

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話
  • 【フリーダイヤル】0120-136-436
  • Tel.06-6222-0030
執務時間
  • 月曜日~金曜日
    午前9:00~午後5:30

お問い合わせメールフォーム

些細なことでも気兼ねなくお問い合わせください。「はい、日本クレアス税理士法人です」と電話を取ります。その後に「ホームページを見て」と言っていただけるとスムーズに対応できます。