ホーム > ブログ > 中間決算時の対応について
みなさん、こんにちは。
日本クレアス税理士法人の山河です。
もともと主務官庁の監督下にあった公益法人様、一般法人様は、そのほとんどが3月決算ではないかと思います。
そのため、9月末で中間決算を組まれる法人様も多いのではないでしょうか。
公益法人様が中間決算でぜひ確認して頂きたい事項が財務三基準の充足状況です。
財務三基準のうち、特に公益目的事業比率と遊休財産の保有制限については、決算終了後に万が一充足していなかった場合に対策することが難しい基準になります。
そのため、決算のときに基準を満たせるよう期中から財務三基準の充足状況を把握することが肝要となります。
なお、中間決算を組まない公益法人様であっても、同様の理由から半年を過ぎたこのタイミングで財務三基準の充足状況を把握する方が良いでしょう。
また、一般法人様に関しましては、このタイミングで公益目的支出計画の進捗管理を行い、
公益目的支出計画がどの程度進んでいるのか、当初の計画通りに支出がなされているかを確認しましょう。
公益目的支出計画が完了予定年月日に完了しないことが明らかである場合には変更の認可を受ける必要がありますので、あまり計画から外れないように気をつけてくださいね。
今回の内容で何か気になることがあれば、弊事務所公益法人担当者(田中・政森・小坂・森・大給・山河)までお尋ね下さい。