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上田公認会計士事務所の 高山 です。
7月末、仕事から家に帰ると2階からピィピィと鳴き声が・・・
何か居る!!と2階に上がってみると、5cmぐらいの肌色の
生き物がカゴの中に入っていました。
駐車場にツバメの巣があるのですが、巣から落ちていた雛を
母が保護したのだそうです。
最初は毛も生えておらず、目も開いていない状態でした。
母と弟が5分おきに餌をやった甲斐もあり、「ぴぃ」と名付けられた
ツバメの雛はすくすくと成長していきました。
8月の中頃になるといよいよ羽も生えそろい家の中を飛び回る
様になりました。
玄関を開けてやると外に飛び出す様にもなりました。
同時期に生まれた兄弟達と外を飛び回るのですが、ぴぃだけは
餌をもらいに家に戻って来てしまいます。
そんな状態が1ヶ月ほど続きました。
生きたコオロギを餌として与えていたのですが、1日に30~40匹
食べるので餌代もばかになりません。
9月も中頃を過ぎ、他のツバメ達が南へ渡り始め、まさかこのまま
越冬するのではないかと思っていました。
でもやっぱりそこは野生の本能なのでしょうか、9月25日に
ぴぃは無事群れに合流し巣出っていきました。
初めてツバメを間近で見たのですが、人に育てられたツバメは
とても人懐こく、手や肩、時には頭の上に乗ってきたりもします。
とてもかわいがっていたぴぃが居なくなり母は少し落ち込んで
いましたが、来年また帰って来てくれることを信じて楽しみに
待ちたいと思います。
※野鳥の捕獲・飼育は鳥獣保護法により禁止されています。
保護する際には届出が必要です。