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セミナー開催報告 親子継承セミナー実践編

2014/11/6

<セミナー概要>

2014年10月26日(日)、タカラベルモント㈱デンタル事業部主催の「親子継承セミナー実践編」が開催されました。
プログラムの内容は、「親子歯科医院継承のポイント」と題して弊事務所所長 上田久之と久保田繁が講演を行いました。

<講演要旨>

親子歯科医院継承のポイント
講演は、①理論編、②事例編、③スケジュール編、④法務・税務編の4部構成で行われました。

① 理論編
事業承継は、歯科医院の避けては通れない大きな問題です。後継者、先代のライフプラン、現在の歯科医院の立地、廃業と継承との有利性の選択等、慎重な幾つかの判断が必要になります。継承開業のメリットは、譲渡者側、譲受人側双方にあります。親子継承のメリットとしては、①価額が問題になりにくい②譲渡理由の調査、決算、収支内容の確認が容易③先代の協力が得やすい④融資において有利等があります。継承のパターンとしては、テナントと戸建により、契約の形態や親の収入の種類が異なってきます。また、譲渡人が個人か法人かにより、開設者と手続きが異なってきます。
その他、以下のテーマについて解説が行われました。
・歯科医院の避けては通れない大きな課題
・後継者を誰にするか
・先代のライフプランを考える
・加齢による廃業よりも継承する方が有利
・現在の歯科医院を子等へ継承する場合の判断基準
・継承の態様
・継承開業のメリット
・営業権
・継承のパターン
・個人と医療法人の手続き比較

② 事例編では、所長の上田から弊事務所で最近取扱った以下の実際の事例を物件、継承費用、資金収入推移、問題点の観点からご説明させていただきました。
・戸建リニューアル継承
・戸建建て替え継承
・テナント改装継承等

③ スケジュール編では、親子継承の失敗の原因、事前に整理しておくべき事項、診療所の経営スタイルの見分け方が例示され、「親子継承対策のチェックポイント」とあわせて、継承の事前準備の大切さが強調されました。

④ 法務・税務編では、継承実務のポイントや譲渡人・譲受人のポイントについての説明の後、税務・相続の問題点、小規模宅地の評価減の適用関係、財産の継承方法(個人経営、法人経営)、分院開設等について、解説が行われました。加えて、医院継承の遺言が必要なケース、争続となるケースの事例が説明されました。
その他、以下のテーマについて解説が行われました。
・継承契約の概要
・継承実務のポイント
・譲渡人、譲受人のポイント
・税務、相続の問題点
・建物の発注者の借入名義
・開設者別の区分
・小規模宅地評価減の適用関係
・個人経営の場合の財産の継承方法
・個人医院の事業継承手続き
・法人経営の場合の財産の継承方法
・分院開設
・継承計画シート
・夢プラン
・承継・法人関係ヒヤリングシート

以上

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