ホーム > ブログ > 11月6日の社会保障審議会の介護給付分科会について
11月6日の社会保障審議会の介護給付分科会において、訪問介護と通所介護を組み合わ
せた複合型サービスを創設する案が示されました。
2024年度の介護報酬改定に反映される見込みになっています。
新しい複合型サービスでは、訪問介護と通所介護を一体的にサービスを提供することで、
把握した利用者の状況・ニーズを随時共有し、きめ細かな訪問や通所に反映することが
できることになります。
比較的軽度の段階から機能訓練等を効果的に行い、利用者にとっても従事者にとっても
安心感のある環境の中、生活機能の維持向上を図り、利用者の自立支援・重度化防止
につなげる狙いがあります。
また、事業所を一体的に運営することで効率的な運営と、通所介護と訪問介護に対応で
きる専門職の養成につながり、より質の高い介護サービスの提供ができることが期待でき
るとされています。
厚生労働省は分科会での意見を踏まえ、年末に方向性を取りまとめるとのことです。
新たな複合サービスについて、引き続き注目していきたいと思います。
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