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上田公認会計士事務所の　上野　です。

先日、大阪城ホールにて行われた「サントリー　一万人の第九」
コンサートに合唱団の一人として参加してきました。

1万人が夏から200人～300人ほどの各クラスに分かれて練習
に励み、11月末には、総監督・指揮を務める佐渡裕さんに直接
指導を受ける通称「サドレン」に参加して、1万人で第九を歌う
意味を考えたり、歌詞の意味を改めて意識したりしながら、本番
に向けて一つのコーラスを作り上げる準備をしてきました。
今回の「サドレン」で佐渡さんが「第九は人間への讃歌である」
というような意味のことをおっしゃったことが強く印象に残り、その
思いを込めて歌おうと思いました。

今、楽しい気持ちでいる人も、悲しい気持ちでいる人も、一万人
いれば一万人とおりの人生とそれぞれの思いがあって、いろんな
ものを抱えて一万人が集まって歌う、奇跡のような一瞬を皆が大事
に思い一つのハーモニーを作り上げる喜びを感じることができること
がこのコンサートの醍醐味かなと感じています。
通算10回以上は参加していても毎回自然に涙が出ます。

毎年、合唱本番を終えて帰るときには、日々いろんなことはある
けれど人間って捨てたもんじゃないな～と思うことができるのも
嬉しいことだなと思います。
年末恒例行事を終えて気分はすっかり年末ですが気を抜かずに
今年も最後まで頑張りたいと思います。